退職金専用定期預金は本当に得か。投信セット販売・外貨建て商品に注意

退職金専用定期預金は、通常より高い金利が目立つため魅力的に見えます。ただし、期間限定の高金利だけを見て、投資信託や外貨建て商品とのセット販売に乗ると、手数料や価格変動で不利になることがあります。
この記事の結論
- 高金利は3か月など短期間だけのことが多い。
- 投信セット販売は購入時手数料や信託報酬で金利メリットを上回る場合がある。
- 外貨建て保険や外貨預金は為替リスクと手数料を確認する。
- 退職金は一度に運用せず、生活費・税金・医療費を先に分ける。
- 元本保証と見える商品でも、セット部分は元本保証でないことがある。
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高金利定期の実質メリット
退職金専用定期預金の金利は年率表示です。3か月だけ年3%と書かれていても、実際に受け取る利息は期間按分され、税金も差し引かれます。
たとえば短期の高金利定期だけならメリットは分かりやすいですが、投資信託や外貨建て商品とセットの場合、投資部分の手数料や値下がりで利息分がすぐ消えることがあります。
セット販売で見る項目
| 商品 | 見るべきコスト | 注意点 |
|---|---|---|
| 投資信託 | 購入時手数料・信託報酬 | 定期金利より手数料が大きい場合がある |
| 外貨預金 | 為替手数料・為替変動 | 円高になると元本割れ |
| 外貨建て保険 | 為替・解約控除・保険関係費用 | 仕組みが複雑で中途解約に弱い |
| 仕組預金 | 中途解約不可・条件付き利息 | 実質的に市場リスクを負うことがある |
退職金の分け方
- 1〜3年分の生活費を普通預金や短期定期で確保する。
- 税金、社会保険料、住宅ローン、医療費を別枠で置く。
- 10年以上使わない資金だけを投資対象にする。
- 一括投資ではなく、時間分散も検討する。
- 家族が分かる金融機関数に絞る。
銀行窓口で確認する質問
この金利は何か月適用されるのか、投資信託や保険の購入が条件か、投資部分の手数料はいくらか、中途解約できるか、元本保証はどの部分かを確認します。
説明が複雑で理解できない商品は、その場で契約しない方が安全です。退職金は取り返しのつきにくい資金なので、比較検討の時間を取ります。
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