GMOクリック証券はネット証券大手の中でも特に“コスト面”を重視した設計になっている証券会社です。売買手数料が安いのでコスト重視の投資家に最適です。
もともとは、FXやCFDなどのアクティブな投資に力を入れていましたが、最近では投資信託の取り扱いを開始するなど総合ネット証券として幅広いサービスも提供するようになっています。
総合評価・口コミ
ネット証券全体の中でも業界最低水準の手数料にこだわっている証券会社です。GMOインターネットグループのネット証券で、システム回りをグループで内製化できている点が強みです。そのため、発注関連のトレードソフトなどの評価は極めて高いです。
FXやCFD、先物・オプションといったレバレッジ系の投資商品が充実しています。一つのアカウントでこれらの投資サービスの資金振替が容易にできる点も魅力です。
2018年にはネットバンクの「GMOあおぞらネット銀行」も開業しており、GMOクリック証券とGMOあおぞらネット銀行の預金口座を連携すると、普通預金金利が大幅にアップする特典付きです。
GMOクリック証券の各種スペック比較
GMOクリック証券の手数料や取扱商品、関連サービスなどを他のネット証券と比較しながら紹介していきます。
GMOクリック証券の手数料
10万円 | 30万円 | 50万円 | 100万円 | 300万円 | |
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約定単位 | 90円 | 260円 | 260円 | 470円 | 900円 |
一日定額 | 230円 | 300円 | 430円 | 860円 | 1,660円 |
どちらも、ネット証券最安水準です。
GMOクリック証券の取り扱い商品
これまではFXなどのハイレバ商品の扱いが多かったのですが、最近は投資信託の取り扱いを始めるなど、幅広い投資家向けの取り扱い商品も殖やしています。
- 国内株(現物、信用、IPO)
- 投資信託
- 債券
- 先物・オプション
- FX(取引所FX、くりっく365)
- CFD
- バイナリーオプション(為替・株価指数)
バイナリーオプションは大手ネット証券の中ではGMOクリック証券くらいですかね。
投資ツール・投資関連サービス
GMOクリック証券のトレードツールである「スーパーはっちゅう君」は標準でフル板機能が搭載されており、相場の状況を確認できます。板発注などスピーディーに株取引できるシステムでアクティブな投資家におすすめです。
スマホアプリとしてはiClick株(iOS)、株roid(Android)を用意しており、これらのスマホ株アプリの評価も高いです。
投資関連サービスとしては、2018年に貸株サービスを開始するなど、先行しているSBI証券や楽天証券、マネックス証券などの老舗のネット証券にサービス面でも追随してきています。
また、GMOクリック証券はSharesという企業の財分析ツールを提供しており、ファンダメンタル分析をしたいという方に役立ちます。
GMOクリック証券が向いている人
ややアクティブな投資をする人向けといえますが、投資初心者にもやさしい動画コンテンツなども用意されており、ほぼ万人向けのネット証券となっています。
GMOクリック証券に関する記事一覧
以下は、当ブログでGMOクリック証券について書いた記事の一覧です。GMOクリック証券のサービスや特徴、最新のニュースなどを知るのに役立つと思います。