マネックス証券を徹底分析

マネックス証券はネット証券大手の一角にあげられるネット証券です。豊富な商品とサービスが特徴的な総合ネット証券会社となっています。特に、ネット取引は初めてというような投資初心者から支持を集めています。

また、特殊注文も豊富で、米国株取引に力も入れています。

マネックス証券公式ホームページ

マネックス証券の総合評価・口コミ

1999年創業とネット専業証券の中では長い歴史を持つ証券会社です。

株の売買手数料はネット証券全体で見るとやや高めではありますが、小額投資の手数料は低めに抑えられています。完全抽選のIPOやオリジナルの投資情報や分析ツールには定評があります。

マネックス証券のスペック比較

比較的初心者向けの証券会社と言われることが多いですが、より詳しく分析していきたいと思います。

というわけで、マネックス証券の評価を以下の3項目について他のネット証券との比較しながら紹介していきます。

  • 手数料水準
  • 取扱商品
  • 投資ツール、投資関連サービス

マネックス証券の手数料

売買手数料は売買単位が100万円位までならさほど高くありませんが、それを超えてくると手数料水準はやや高めです。数十万単位で株を売買するつもりの方なら問題ありませんが、数百万単位という方は少し手数料が気になります。

この高額取引時の手数料が高めという点がマネックス証券最大のデメリットです。

10万円 30万円 50万円 100万円 300万円
約定単位 100円 250円 450円 1000円 3000円
一日定額 2500円 2500円 2500円 2500円 2500円

※手数料は税別、一日定額手数料は、300万円を1単位として2,500円+税の手数料となっています。300万円超600万円以下なら5,000円+税となります。

マネックス証券の取扱商品

取扱商品は豊富です。主要な投資商品はほぼ取り扱いがあります。

中でもマネックス証券が強みとしているのは「米国株・米国ETF」ですね。アップルやマイクロソフト、アマゾンなどの米国市場上場の個別株式はもちろん、インデックス投資家に人気の米国ETFも売買可能です。

米国株投資を考えるのであれば、マネックス証券、SBI証券、楽天証券の3社が代表的ですが、中でもマネックス証券はコスト面でも扱い商品数の面でもトップクラスです。

米国株投資にお勧めの証券会社の選び方 米国株取引(外国株取引)は為替の問題や取引時間やトレードツールの問題、税関係の手続きの問題など色々なハードルがあります。 ...

IPO(新規公開株)にも強みがあります。引受数はSBI証券には劣るものの、“完全抽選”となっており、資金が少ない人でも公平に抽選に参加できるようになっています。

IPO(新規公開株)への投資におすすめの証券会社の選び方IPO株(新規公開株)はその投資パフォーマンスが良好な傾向があることから投資家に人気です。その一方でIPO株は人気があるため投資家の応募...

投資ツール、投資関連サービス

マネックス証券の特筆すべき点としては以下のような点があります。

  • 注文方法が多彩
  • 貸株サービスが利用可能
  • 投資信託の保有でポイント(マネックスポイント)が貯まる
  • 単元未満株取引が利用できる
  • ロボアド運用も可能

中でもマネックス証券はネット証券の中でもauカブコム証券と並び、売買注文が豊富です。通常注文以外に、いわゆる「IFD、OCO、IFO注文」といったような特殊注文が可能となっています。

こうした注文を活用すれば、昼間の時間(立会時間中)はいそがしくて相場に貼り付けないという人もチャンスを逃さずに株投資が可能です。

他の「貸株サービス」や「投資信託の保有ポイント」、「単元未満株取引」などはSBI証券や楽天証券なども提供しているサービスですが、この辺りは取引量が大きい大手ネット証券ならでは、といえそうですね。

また、投資初心者でも自分のとれるリスクに合わせた自動投資ができるロボットアドバイザー投資にも力を入れており「MSV LIFE(マネラップ)」と「マネックスアドバイザー」というサービスも提供しています。

マネックス証券公式ホームページ

マネックス証券が向いている人

  • 投資初心者で投資に関する情報も欲しい人
  • 株の少額取引を検討している人
  • 米国株取引・米国ETF投資をやりたいという人
  • IPO投資の当選確率を挙げたいと思っている人

などにおすすめの証券会社となっています。

マネックス証券について書いた記事一覧

以下は、当ブログでマネックス証券について書いた記事の一覧です。マネックス証券のサービスや特徴、最新のニュースなどを知るのに役立つと思います。