松井証券を徹底分析

松井証券はネット証券の中でも老舗と言われる証券会社です。日本で初めてネット証券の業態をスタートさせており、ネット株取引の先駆け的存在です。

日本初の定額制手数料(ボックスレート)や無期限信用取引(一般信用取引)の提供などネット証券黎明期には数々の斬新なサービスを提供してきた証券会社です。

松井証券公式ホームページ

総合評価・口コミ

ネット証券の中でも老舗であり、サポートなどには定評があります。

一方で、SBI証券楽天証券などのネット証券との手数料競争にはついていかず、現在の手数料体系はこれらのネット証券と比較するとやや高めです。ホームページ(管理画面)などもやや古臭いイメージがあります。

新規ユーザーというよりも投資経験豊富なアクティブな投資家が多い印象の証券会社です。

松井証券の各種スペック比較

松井証券の各種スペックを紹介していきます。

松井証券の手数料

松井証券の手数料体系は基本的にボックスレートと呼ばれる定額制手数料のみとなっていて、取引の都度タイプの手数料は用意されていません。

10万円 30万円 50万円 100万円 300万円
約定単位 なし なし なし なし なし
一日定額 0円 324円 540円 1,080円 3,160円

1日の取引が10万円以下なら手数料無料です。単元株が100株単位に固定されたことで、最低投資金額も小さくなって10万円で投資できる株も結構あります。

ただ、全体的には手数料はやや高めという印象です。

松井証券の取り扱い商品

取り扱い商品はいたってシンプルで多くはありません。

  • 国内株式(現物・信用・・IPO・立会外分売)
  • 投資信託(NISA、つみたてNISA、iDeCo)
  • 先物・オプション取引
  • FX

米国株などの外国株の扱いはありません。

投資ツール、投資関連サービス

ネットストック・ハイスピードというトレードツールを提供しています。マウス操作だけで発注可能なスピード注文にも対応しています。

スマートフォンアプリとしては「株touch」を提供しています。名前の通りワンタップで簡単に注文できるようになっています。

松井証券が向いている人

基本的には信用取引などを活用してアクティブに投資をする人向けの証券会社です。

提供されているサービスを見ても一日信用取引で手数料が無料だったり、プレミアム空売り(新興銘柄の空売り)といったサービスを提供しています。

投資初心者というよりも株取引になれた熟練の投資家向けのネット証券となっています。

松井証券公式ホームページ

松井証券に関する記事一覧

以下は、当ブログで松井証券について書いた記事の一覧です。松井証券のサービスや特徴、最新のニュースなどを知るのに役立つと思います。