SBI証券のVポイント投資・投信マイレージの使い方【2026年版】旧Tポイント投資からの変更点も解説

SBI証券では、VポイントやPontaポイントを使って投資信託や国内株式を買うことができます。さらに、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる「投信マイレージ」もあります。
以前はTポイント投資として紹介されることが多かったサービスですが、TポイントとVポイントの統合、SBIネオモバイル証券の統合、SBI証券のポイントサービス拡充により、現在の見方はかなり変わっています。
この記事では、2026年時点のSBI証券におけるVポイント投資、Pontaポイント投資、投信マイレージ、旧Tポイント投資からの変更点を整理します。
この記事の結論
- SBI証券でポイントを使って投資したいなら、中心はVポイントまたはPontaポイント。
- VポイントとPontaポイントは、1ポイント1円分として投資信託や国内株式の買付に使える。
- dポイント、JALマイル、PayPayポイントはSBI証券のポイント投資には使えない。貯める用途が中心。
- 投信マイレージは、投資信託の月間平均保有額に応じてポイントが貯まる仕組み。
- 三井住友カード・Olive・Vポイントアッププログラムを使う人は、Vポイントをメインポイントにするメリットが大きい。
- 旧Tポイント投資の記事は、現行制度としてはVポイント投資の記事に読み替える必要がある。
SBI証券のポイントサービスで選べるポイント
SBI証券のポイントサービスでは、メインポイントを選択できます。公式ページでは、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALマイルなどが案内されています。
ただし、すべてのポイントが「投資に使える」わけではありません。ポイント投資に使えるかどうかが重要です。
| ポイント | 貯める | 投資に使う | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Vポイント | 対応 | 対応 | 三井住友カード、Olive、Vポイントアッププログラムを使う人 |
| Pontaポイント | 対応 | 対応 | Pontaをよく貯める人、au経済圏の人 |
| dポイント | 対応 | 非対応 | dポイントを貯めたい人。投資に使うなら別サービスも比較 |
| PayPayポイント | 対応 | 非対応 | PayPayポイントを貯めたい人。株式投資に使うならPayPay証券も候補 |
| JALマイル | 対応 | 非対応 | マイルを貯めたい人 |
つまり、SBI証券で「ポイントを投資資金として使う」ことを重視するなら、基本はVポイントかPontaポイントです。なかでも、三井住友カードやOliveを使っている人は、Vポイントを軸にしたほうが制度全体を活用しやすいです。
Vポイント投資でできること
SBI証券のFAQでは、Vポイント・Pontaポイントを1ポイント1円分として投資に使えると案内されています。
ポイントを使える主な投資対象は、投資信託と国内株式です。投資信託は金額指定買付・積立買付、国内株式は現物買付、S株、積立買付などが対象になります。
| 投資対象 | ポイント利用 | NISAでの扱い |
|---|---|---|
| 投資信託の金額指定買付 | 対応 | 成長投資枠で利用可能 |
| 投資信託の積立買付 | 対応 | つみたて投資枠・成長投資枠で利用可能 |
| 国内株式の現物買付 | 対応 | 成長投資枠で利用可能 |
| S株 | 対応 | 成長投資枠で利用可能 |
ポイント投資の良いところは、現金を追加で入金しなくても、貯まったポイントを投資に回せることです。たとえばVポイントが数百ポイントだけ残っている場合でも、投資信託やS株の購入に充てることで、ポイントを消費ではなく資産形成に使えます。
ただし、ポイントを使って買った投資信託や株式も、値下がりする可能性があります。ポイントだから元本割れしても気にしなくてよい、という考え方ではなく、通常の投資と同じようにリスクを見ておきましょう。
旧Tポイント投資から何が変わったのか
以前のSBI証券やSBIネオモバイル証券では、Tポイントを使った投資が大きな特徴でした。しかし現在は、TポイントとVポイントの統合が進み、SBI証券のポイント投資もVポイントを中心に見るほうが自然です。
特に、SBIネオモバイル証券はSBI証券に統合済みです。旧ネオモバのように「Tポイントで1株投資をするための専用サービス」を使うのではなく、現在はSBI証券の口座内で、S株、投資信託、ポイントサービスを使う形になります。
旧Tポイント投資の記事を読むときの注意点
- 旧Tポイント投資の情報は、現在のVポイント投資に読み替えが必要。
- 旧ネオモバのサービス内容は、現在そのまま使えるわけではない。
- SBI証券でポイント投資をしたい場合は、メインポイント設定が重要。
- 投資対象やNISA対応は、現在のSBI証券公式情報で確認する。
旧ネオモバを使っていた人が現在の1株投資を探すなら、少額投資におすすめの証券会社 2026年版も参考になります。SBI証券のS株、moomoo証券のひと株、楽天証券のかぶミニなどを比較しています。
投信マイレージとは
投信マイレージは、SBI証券で投資信託を保有していると、月間平均保有額に応じてポイントが貯まるサービスです。三井住友カードのSBI証券Vポイントサービスページでも、投信マイレージで貯まるポイントが案内されています。
対象になるのは、SBI証券で保有する国内公募株式投資信託の月間平均保有額です。付与率は銘柄や残高によって異なります。
| 区分 | 年率換算のポイント付与率 | 見方 |
|---|---|---|
| 通常銘柄 | 1,000万円未満は年率0.10%、1,000万円以上は年率0.20% | 一般的な投資信託の保有ポイント |
| SBIプレミアムセレクト銘柄 | 1,000万円未満は年率0.15%、1,000万円以上は年率0.25% | 対象銘柄なら通常より高め |
| 指定銘柄 | ファンドごとの指定付与率 | 低コストインデックスファンドでは付与率が低いことが多い |
投信マイレージは信託報酬の一部還元に近い
投資信託では、運用管理費用として信託報酬が日々差し引かれます。信託報酬の一部は販売会社にも配分されるため、投信マイレージはその一部をポイントとして投資家へ還元する仕組みに近いと考えると分かりやすいです。
同じ投資信託であれば、信託報酬そのものはどの金融機関で保有しても基本的に同じです。そのため、同じファンドを長期保有するなら、保有ポイントが付く証券会社のほうが実質コストを少し下げられる場合があります。
ただし、ポイント付与率だけで選ばない
- 低コストインデックスファンドは、個別に低い付与率が設定されることがある。
- ファンド選びでは、信託報酬、投資対象、純資産総額、運用方針を優先する。
- 投信マイレージは、保有している投信に後から付く副次的なメリットとして見る。
他社で買った投資信託を移管する場合の考え方
銀行や他の証券会社で保有している投資信託でも、SBI証券で取扱いがあり移管手続きが可能なファンドであれば、SBI証券へ移して投信マイレージの対象にできる場合があります。
ただし、移管元で手数料がかかること、SBI証券で取扱いがないファンドは移管できないこと、NISA口座の投資信託は制度上そのまま移管できない場合があることには注意が必要です。移管を検討する場合は、保有ファンド名、口座区分、移管手数料、移管後のポイント付与率を確認してから判断しましょう。
投信マイレージは、ポイント還元だけを見ると魅力的です。ただし、低コストインデックスファンドでは信託報酬が低いぶん、ポイント付与率も個別に低く設定されていることがあります。
そのため、投信マイレージの付与率だけでファンドを選ぶのはおすすめしません。基本は投資対象、信託報酬、純資産総額、運用実績などを見てファンドを選び、投信マイレージは「保有していると追加で少し貯まるポイント」と考えるのが現実的です。
クレカ積立ポイントとは別に考える
SBI証券では、三井住友カードを使ったクレカ積立でもポイントが貯まります。一方で、投信マイレージは投資信託の保有残高に応じて貯まるポイントです。
| ポイントの種類 | 何に対して貯まるか | 特徴 |
|---|---|---|
| クレカ積立ポイント | 毎月の積立額 | カード決済による積立で貯まる。カード種類や年間利用額などの条件に注意。 |
| 投信マイレージ | 投資信託の月間平均保有額 | 保有している間、残高に応じて貯まる。銘柄ごとの付与率に注意。 |
| Vポイント投資 | 貯めたポイントの使い道 | 貯まったVポイントを投資信託や国内株式の買付に使う。 |
つまり、Vポイント投資は「ポイントを使う」仕組み、投信マイレージやクレカ積立ポイントは「ポイントを貯める」仕組みです。ここを混同しないようにしましょう。
Vポイントアッププログラムとの関係
Vポイントをメインにするメリットは、SBI証券内の投資だけではありません。三井住友カードやOliveを使っている人は、SBI証券の利用状況が対象店舗での還元率アップ条件になる場合があります。
公式ページでは、SBI証券の投資信託やNISA、Vポイント投資の利用条件に応じて、対象のコンビニ・飲食店などでのVポイント還元率が上乗せされる仕組みが案内されています。
Vポイントアッププログラムを見るときの注意点
- 上乗せ対象は、主に対象店舗でのカード利用分。
- 証券投資そのもののリターンが上がるわけではない。
- 条件や対象店舗は変更されるため、最新の公式情報を確認する。
- ポイントアップ目的で無理に投資額を増やすのは避ける。
Vポイントアッププログラムは、三井住友カードやOliveを普段使いしている人には強い制度です。一方で、SBI証券だけを単体で使う人や、Ponta・dポイント・PayPayポイントをメインで貯めている人には、必ずしもVポイントが最適とは限りません。
VポイントとPontaポイント、どちらを選ぶべきか
SBI証券でポイント投資をするなら、VポイントとPontaポイントが主な候補です。どちらを選ぶかは、普段の生活圏とカード利用で考えるのが分かりやすいです。
| タイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 三井住友カード、Olive、Vポイントを使っている | Vポイント | クレカ積立、Vポイントアッププログラム、ポイント投資をまとめやすい |
| Pontaをよく使う、au経済圏を使っている | Pontaポイント | 普段貯まるPontaを投資に回しやすい |
| dポイントを貯めている | 用途次第 | SBI証券では投資に使えないため、dポイント投資なら日興フロッギーなども比較 |
| PayPayポイントを貯めている | 用途次第 | SBI証券では投資に使えないため、PayPay証券なども候補 |
ポイント投資の比較では、SBI証券のメインポイント選びが参考になります。メインポイントは一度決めたら終わりではなく、ライフスタイルやカード利用状況が変わったら見直す価値があります。
ポイント投資だけを目的にしすぎない
ポイント投資は便利ですが、ポイントを使うこと自体が目的になりすぎると、本来の資産形成からズレることがあります。
たとえば、Vポイントを使うために不要な投資信託を買う、ポイント付与率だけでファンドを選ぶ、短期売買を繰り返す、といった使い方はおすすめしません。
おすすめの使い方
- NISAでは、まず長期で持てる低コスト投信を選ぶ。
- 貯まったVポイントやPontaポイントを、積立や追加買付の一部に使う。
- 投信マイレージは、ファンド選びの主役ではなく副次的なメリットとして見る。
- S株で個別株を買う場合も、少額で分散し、無理に集中投資しない。
ポイントは現金と違って心理的に使いやすいため、投資を始めるきっかけには向いています。ただし、投資後は通常の資産と同じです。値下がりリスクを理解したうえで、NISAや長期積立と組み合わせるのが堅実です。
旧記事からの読み替えポイント
当ブログ内には、過去のTポイント投資やSBIネオモバイル証券に関する記事があります。それらの記事は、当時のサービス内容を知る資料としては残せますが、現行制度の案内として読むには注意が必要です。
| 旧情報 | 現在の見方 |
|---|---|
| TポイントでSBI証券の投信を買う | 現在はVポイント投資を中心に考える |
| SBIネオモバイル証券でTポイント株式投資 | ネオモバはSBI証券へ統合済み。1株投資はSBI証券のS株などを比較 |
| ネオモバとSBI証券の違い | 現在はSBI証券内のポイントサービス、S株、投資信託、NISAとして整理する |
旧Tポイント投資の記事から来た人は、まずこの記事でSBI証券の現行ポイントサービスを確認し、1株投資全体を比較したい場合は少額投資におすすめの証券会社 2026年版を見る、という流れが分かりやすいです。
よくある質問
SBI証券でVポイントは何ポイントから投資に使えますか?
公式FAQでは、1ポイント1円分として利用できると案内されています。ただし、実際の買付では投資信託や株式ごとの最低買付単位、注文条件に従う必要があります。
PayPayポイントやdポイントをSBI証券で投資に使えますか?
SBI証券のポイント投資に使えるのは、VポイントとPontaポイントです。dポイント、JALマイル、PayPayポイントは、SBI証券内では投資に使えません。
投信マイレージのために高コストファンドを選ぶべきですか?
おすすめしません。ポイント付与率よりも、信託報酬や投資対象、長期で保有できるかを優先すべきです。投信マイレージは、あくまで保有に対する副次的なメリットです。
旧Tポイント投資の記事はもう不要ですか?
過去の制度を知る資料としては意味がありますが、現行制度の案内としては古くなっています。現在はVポイント投資、Pontaポイント投資、投信マイレージ、S株などに読み替えて確認する必要があります。
まとめ。SBI証券のポイント投資はVポイント中心で考える
SBI証券でポイント投資をするなら、2026年時点ではVポイントを中心に考えるのが分かりやすいです。三井住友カード、Olive、クレカ積立、Vポイントアッププログラムまで含めて使う人ほど、Vポイントをメインポイントにするメリットがあります。
一方で、Pontaポイントをよく貯める人なら、Pontaポイント投資も有力です。dポイントやPayPayポイントはSBI証券では投資に使えないため、貯めるポイントとして使うか、別のポイント投資サービスと比較しましょう。
旧Tポイント投資や旧ネオモバの記事は、現在の制度とはズレています。SBI証券でポイントを活用するなら、Vポイント投資、投信マイレージ、S株、NISAをセットで見直すのが現実的です。
