株主パスポートとは?使い方・対象銘柄・株主ポイントの有効期限を解説

株主パスポートは、三井住友信託銀行が提供する株主向けアプリです。参加会社の株式を保有している人は、銘柄を登録すると株主総会、配当、株主優待、アンケートなどの情報をまとめて確認できます。
1周年記念キャンペーン第二弾は終了しました。実施期間は2026年5月11日から6月30日までです。現在は新たにキャンペーン条件を満たすことはできません。この記事は、終了したキャンペーンの応募方法ではなく、株主パスポートの現在の使い方を中心に解説します(2026年7月12日確認)。
先に結論
- 登録できるのは、三井住友信託銀行が株主名簿管理人を務める銘柄のうち、株主パスポート参加会社に限られます
- 「保有中」「仮登録」「過去保有」では、利用できる機能や企画の対象が異なる場合があります
- 株主ポイントは、アンケート・イベント・優待企画などで付与され、内容は銘柄ごとに異なります
- 株主ポイントの有効期限は、原則として最終ポイント獲得日から2年間です
- ポイントだけを目的に株を買うと、株価下落の損失が特典を上回る可能性があります
株主パスポートでできること
| 機能 | 確認できること | 注意点 |
|---|---|---|
| My銘柄 | 保有銘柄の情報をまとめて管理 | 参加会社以外は登録できない |
| 株主総会情報 | 招集通知、総会日程、議決権行使に関する情報 | 紙の書類が必ず停止するわけではない |
| 配当・優待情報 | 配当や株主優待、企業からのお知らせ | 配当受取方式や優待権利を自動で最適化する機能ではない |
| アンケート・イベント | 企業が実施する企画への参加 | 有無と内容は銘柄ごとに異なる |
| 株主ポイント | 対象企画で獲得し、アプリ内の物品等と交換 | 現金や他社ポイントへ交換できるとは限らない |
株主パスポートは証券会社の資産管理アプリではありません。取得価額や含み損益を管理するというより、発行会社と株主の情報連絡を補助するアプリと考えると分かりやすいです。
登録できる銘柄は限定される
すべての上場会社を登録できるわけではありません。保有銘柄登録ができるのは、三井住友信託銀行が株主名簿管理人で、かつ株主パスポートに参加している会社です。
株式を買った直後や直近の基準日後に取得した場合は、株主名簿との照合が完了せず「保有中」ではなく「仮登録」となることがあります。企画によっては、仮登録や過去保有銘柄が対象外になります。
会員登録から銘柄登録までの流れ
- 公式アプリをインストール
App StoreまたはGoogle Playで提供元を確認します。 - 会員情報を登録
マイナンバーカードを使う方法と、氏名・住所・株主番号等を入力する方法があります。 - My銘柄から会社名を検索
参加会社に含まれるか確認します。 - 保有銘柄を登録
株主番号、氏名・住所等は、株主名簿の登録内容と一致させます。 - 登録状態を確認
「保有中」「仮登録」「過去保有」のどれになっているかを確認します。
株主番号は、議決権行使書、配当金計算書、株主優待の案内などで確認できます。見当たらない場合は、証券会社ではなく発行会社の株主名簿管理人へ確認することがあります。
株主ポイントの貯め方と有効期限
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な獲得機会 | アンケート、イベント、株主優待企画など |
| 付与条件 | 銘柄・企画ごとに異なる |
| 有効期限 | 原則、最終ポイント獲得日から2年間 |
| 主な使い道 | アプリ内で物品等と交換 |
| 株式売却後 | 有効期限内のポイントは利用できる場合がある |
「1ポイント=必ず1円」「現金やdポイントへ交換できる」とは限りません。交換先、必要ポイント数、送料、在庫、有効期限をアプリで確認してください。
終了した1周年記念キャンペーンについて
1周年記念キャンペーン第二弾は、2026年6月30日までに会員登録と1社以上の「保有中の銘柄」登録を満たした会員を対象とした企画でした。公式ページは現在「本キャンペーンは終了」と案内しています。
| 項目 | 終了した企画の内容 |
|---|---|
| 実施期間 | 2026年5月11日〜6月30日 |
| 対象条件 | 会員登録と1社以上の「保有中の銘柄」登録 |
| 特典 | 対象者全員に100ポイント以上。抽選で3,000または5,000ポイント |
| 現在の応募 | 不可(終了済み) |
過去に条件を満たした人は、アプリのポイント履歴を確認してください。付与時期を過ぎても反映がない場合は、当時の登録状態と公式の問い合わせ窓口を確認します。
株主番号・長期保有優待との関係
株主パスポートへ銘柄を登録することと、長期保有株主優待の継続保有判定は別の仕組みです。長期保有条件は、発行会社が株主名簿上の株主番号、保有株数、基準日ごとの記載回数などで判定します。
アプリへ登録しただけで、株主優待の権利や継続保有期間が確定するわけではありません。権利付き最終日、必要株数、株主番号の継続条件は、各社IRの優待制度で確認してください。
ポイント目的で株を買う前の注意点
- 株価が下がれば、数百〜数千ポイントを超える損失が出ることがある
- 売買手数料が無料でも、価格差・税金・資金拘束がある
- 権利落ちで株価が下がる場合がある
- 抽選特典は必ず受け取れるものではない
- 企画は変更・終了することがある
株主ポイントは、もともと保有している銘柄の情報収集を便利にする付加価値として考え、ポイントだけを理由に投資判断を変えない方が安全です。
よくある質問
株主パスポートは無料ですか?
アプリの基本利用は無料です。スマートフォンの通信料などは利用者負担です。
すべての保有株を登録できますか?
できません。三井住友信託銀行が株主名簿管理人である銘柄のうち、株主パスポート参加会社に限られます。
株主ポイントの有効期限はいつまでですか?
原則として最終ポイント獲得日から2年間です。個別企画に別の条件がある場合は、アプリ内の表示を優先してください。
1周年記念キャンペーンへ今から参加できますか?
できません。第二弾は2026年6月30日で終了しています。
株を売却するとポイントは消えますか?
有効期限内のポイントは利用できる場合があります。ただし、売却後の銘柄表示や企画参加条件は変わるため、アプリで確認してください。
まとめ
株主パスポートは、参加会社の情報をまとめて確認できる便利なアプリです。ただし、証券口座の保有情報や株主優待の権利判定を置き換えるものではありません。発行会社のIR、証券口座、株主名簿管理人の情報と使い分けましょう。























