楽天銀行の普通預金金利アップを整理するイメージ

楽天銀行は、2026年8月3日から普通預金金利が引き上げられる予定です。通常の普通預金だけでなく、楽天証券とのマネーブリッジ、楽天カード引落、楽天モバイルなどを組み合わせたボーナス金利まで見ると、楽天経済圏を使っている人にはかなり気になる改定です。

ポイント投資の攻略ブログでも、楽天銀行の口座開設キャンペーンとあわせて8月3日以降の金利改定が整理されています。この記事では、金利だけで飛びつくのではなく、どの順番で条件を作るとムダが少ないか、どこで公式条件を確認すべきかを読者向けに整理します。

この記事の結論

  • 8月3日以降は、通常普通預金が年0.40%、マネーブリッジが年0.48%とされている。
  • 楽天カード引落やボーナス金利を重ねると最大年0.74%まで見えるが、対象残高・毎月エントリー・対象外支店を確認する。
  • 楽天証券を使う人は、まずマネーブリッジの設定が最も分かりやすい。
  • 生活費や短期資金の置き場としては有力だが、預金保険、税引後利息、他行の定期預金キャンペーンも比較する。
  • 将来金利は変わるため、資金移動前に楽天銀行の金利一覧とボーナス金利ページで最終確認する。

8月3日以降の楽天銀行普通預金金利の見方

今回のポイントは、通常金利だけでなく、楽天証券・楽天カード・楽天モバイルなどとの連携条件で金利が変わることです。改定予定として整理されている主な区分は次の通りです。

区分 改定後の金利目安 見るポイント
通常の普通預金 年0.40% 楽天銀行に置くだけで対象になる基本金利。生活防衛資金の置き場として比較しやすい。
マネーブリッジ 年0.48% 楽天証券との連携で優遇。楽天証券を使う人はまず確認したい条件。
楽天カード引落あり 年0.42% 楽天カードの引落口座を楽天銀行にする条件。マネーブリッジと併用時の扱いは高い方・上乗せ条件を確認。
ボーナス金利込み 最大年0.74% 給与・年金受取、口座振替、楽天モバイルなど複数条件の積み上げ。対象残高や毎月エントリーに注意。

金利は税引前です。普通預金の利息には復興特別所得税を含む20.315%の源泉分離課税がかかるため、実際の受取額は表示金利より少なくなります。

まずはマネーブリッジを確認する

楽天証券を使っている人にとって、最初に確認したいのはマネーブリッジです。楽天銀行と楽天証券を連携すると、普通預金に優遇金利が適用され、入出金や待機資金の管理もしやすくなります。

楽天証券の投信積立やNISAを使っている場合、投資に回す前の待機資金を楽天銀行に置き、必要に応じて証券口座へ動かす流れが作れます。ただし、投資資金と生活防衛資金は目的が違います。すぐ使う可能性のあるお金まで投資口座の都合で動かしすぎないようにしましょう。

楽天カード引落とボーナス金利は条件を分けて見る

楽天カードの引落口座を楽天銀行にすると、カード引落優遇の対象になります。一方で、楽天カード、楽天モバイル、口座振替、給与・年金受取などのボーナス金利は、それぞれ条件や対象残高が異なります。

楽天銀行のボーナス金利ページでは、楽天モバイル利用分は毎月エントリーが必要で、Rakuten Link内の楽天銀行公式アカウントフォロー、楽天モバイルの支払い方法、ハッピープログラムへのエントリーなどが条件として示されています。楽天カード関連でも、前々月末時点の引落設定や、対象カードの利用代金が正常に引き落とされることなどを確認する必要があります。

最大金利は目を引きますが、全員が無理なく達成できる条件ではありません。すでに楽天カードや楽天モバイルを使っている人は上乗せを狙いやすく、これから新たに契約する人は、通信費やカード利用の管理まで含めて得かどうかを見ます。

預金残高別の利息イメージ

金利差は小さく見えても、預金残高が大きくなると年間利息の差は見えてきます。次の表は税引前の単純計算です。

預金残高 年0.40%の場合 年0.48%の場合 年0.74%の場合 注意点
100万円 約4,000円 約4,800円 約7,400円 税引後は20.315%控除後で見る
300万円 約12,000円 約14,400円 約22,200円 ボーナス金利の対象残高上限を確認
1,000万円 約40,000円 約48,000円 約74,000円 預金保険の範囲も意識する

普通預金は流動性が高い一方、金利は変動します。1年後も同じ金利が続く前提で考えすぎず、定期預金や個人向け国債との比較もしておくと判断しやすくなります。

お得に使う順番

楽天銀行の金利アップを使うなら、条件を全部追いかけるより、手間の少ない順に積み上げるのが現実的です。

順番 やること 理由
1 マネーブリッジを設定 楽天証券口座を使っている人は手間に対する効果が大きい。
2 楽天カード引落口座を確認 楽天カード利用代金が楽天銀行から正常に引き落とされる状態にする。
3 給与・年金受取や口座振替を確認 無理に生活動線を変えず、自然に達成できる条件だけ拾う。
4 楽天モバイル関連の条件を見る 毎月エントリー、Rakuten Link内の公式アカウントフォロー、支払い方法などを確認。
5 普通預金・定期預金・個人向け国債と比較 すぐ使うお金は普通預金、一定期間使わないお金は定期・国債も比較する。

ポイント投資や楽天証券を普段から使っている人は、マネーブリッジと楽天カード引落までは比較的作りやすい条件です。給与受取や楽天モバイルまで動かすかどうかは、生活のメイン口座や通信契約を変える負担も含めて判断しましょう。

注意したいポイント

  • 金利は税引前で、実際の受取利息には20.315%の税金がかかる。
  • ボーナス金利は対象残高に上限がある条件が多い。
  • 楽天モバイル関連は毎月エントリーなど、継続管理が必要な条件がある。
  • 第一生命支店、OKB支店、NCB支店、JRE BANK口座など対象外支店の扱いを確認する。
  • 普通預金と円定期預金を合算して、同一金融機関ごとに元本1,000万円までとその利息が預金保険の対象になる。
  • 将来の金利変更、条件変更、キャンペーン終了の可能性がある。

楽天銀行の普通預金金利は魅力的ですが、すべての資金を1行に寄せればよいわけではありません。生活費、短期で使う予定のお金、投資待機資金、しばらく使わない安全資金に分けて、楽天銀行、他の高金利普通預金、定期預金、個人向け国債を使い分けるのが現実的です。

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高山一郎
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