SBI証券のIPOチャレンジポイント攻略。貯め方・使い方・注意点【2026年版】

SBI証券のIPOチャレンジポイントは、IPO抽選に外れたときに貯まり、次回以降のIPO申込で使うことで当選可能性を高められる独自の仕組みです。IPO投資を長く続ける人にとっては魅力がありますが、使い方を間違えるとポイントを失うこともあります。
この記事では、SBI証券のIPOチャレンジポイントの貯め方、使い方、配分ルール、資金拘束、購入意思表示忘れの注意点を2026年時点の公式情報をもとに整理します。
結論:SBI証券のIPOチャレンジポイントは、落選時に1ポイントずつ貯め、人気IPOでまとめて使うのが基本戦略です。ただし、当選・補欠当選後に購入意思表示をしない場合や購入辞退をした場合、使用ポイントが消失することがあります。申込前に資金、抽選日、購入意思表示期限まで管理しましょう。
SBI証券のIPOチャレンジポイントとは
IPOチャレンジポイントは、SBI証券で新規上場株式のブックビルディングに参加し、抽選・配分に外れた場合に1ポイントずつ加算されるポイントプログラムです。既上場株の公募増資・売出しは対象外です。
貯めたポイントは、次回以降のIPO申込時に使用できます。ポイントを多く使用した人ほど、SBI証券のポイント配分枠で有利になりやすい仕組みです。
IPOチャレンジポイントの配分ルール
SBI証券の「募集等に係る株券等の顧客への配分に係る基本方針」では、個人向けIPO配分について、原則として次のような考え方が示されています。
| 配分区分 | 目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 抽選配分 | 60% | ブックビルディング申込者を対象に抽選で配分先を決定 |
| IPOチャレンジポイント配分 | 30% | 抽選で当選しなかった申込分を対象に、指定ポイント数の多い順で配分 |
| その他配分 | 10% | 取引状況などを踏まえた同社基準で配分 |
ポイント配分では、指定したIPOチャレンジポイント数が多い人から順に配分されます。同じポイント数の人が複数いる場合は抽選で順位が決まります。
ただし、上記は原則であり、需要状況、配分数量、個別案件の条件などで扱いが変わる場合があります。実際に申し込むときは、各IPO銘柄の申込画面と目論見書を必ず確認してください。
IPOチャレンジポイントの増え方・戻り方
IPOチャレンジポイントは、単に「落選したら1ポイント増える」だけではありません。ポイントを使って申し込んだ場合は、抽選結果や購入意思表示の状況によって戻り方が変わります。
| 結果 | ポイントの扱い | 注意点 |
|---|---|---|
| 抽選・配分に外れた | 使用ポイントが戻り、さらに1ポイント加算 | ポイントを使って落選した場合も、使った分は戻る |
| 当選して購入した | 使用ポイントは消失 | ポイントを使って当選した場合は、使った分を消費する |
| 当選後に購入意思表示をしない・辞退する | 使用ポイントは消失 | 購入忘れでも消えるため期限管理が重要 |
| 補欠当選して繰上当選になった | 使用ポイントは消失 | 実質的に当選扱いになる |
| 補欠当選で購入意思表示したが繰上当選しなかった | 使用ポイントが戻り、さらに1ポイント加算 | 補欠でも購入意思表示をしておく意味がある |
| 抽選・配分対象外 | 使用ポイントは戻る | 買付余力不足などで対象外になると1ポイント加算は期待しにくい |
何ポイント使えば当選するのか
何ポイントあれば当選できるかは、銘柄ごとの人気、SBI証券への配分数量、ポイントを使う投資家の数によって変わります。公式に「何ポイントで当選」という基準が公表されるわけではありません。
そのため、IPOチャレンジポイントは、少ないポイントを毎回分散して使うより、初値上昇が期待されやすく、SBI証券の配分数量もある程度見込める案件でまとめて使う方が考えやすいです。
使う候補にしやすいIPO
- SBI証券が主幹事または取扱数量が多いと見込める案件
- 吸収金額が大きすぎず、需給が軽い案件
- 業績成長、テーマ性、公開価格の妥当性を確認できる案件
- 当選後に必ず購入意思表示できるスケジュールの案件
資金拘束と買付余力に注意
SBI証券のIPOでは、ブックビルディング時点でただちに資金が拘束されるわけではありません。ただし、抽選・配分時の買付余力確認で「発行価格×最低申込株数」以上の買付余力が必要です。
つまり、申込だけ済ませていても、抽選日時点で資金が不足していると抽選・配分対象外になる可能性があります。ポイントを使う場合は特に、抽選日前後の資金移動を雑にしないことが大切です。
証券会社ごとの資金拘束は、ブックビルディングの流れ・資金拘束ルールでも比較しています。
購入意思表示忘れが一番もったいない
IPOチャレンジポイントで最も避けたい失敗は、ポイントを使って当選または補欠当選したのに、購入意思表示を忘れることです。SBI証券のFAQでは、購入意思表示期限までに意思表示がない場合は辞退扱いとなり、当選または補欠当選でIPOチャレンジポイントを使用していた場合、そのポイントは消失すると案内されています。
ポイントを使うIPOでは、申込日よりも抽選日、当選確認日、購入意思表示期限をカレンダーに入れておきましょう。通知メールだけに頼ると、迷惑メール設定や確認漏れで期限を過ぎることがあります。
家族口座でポイントを貯めるときの注意点
家族それぞれが自分の資金と判断でIPOに申し込むことは、抽選機会を増やす方法のひとつです。一方で、名義だけ借りて実質的に他人が取引するような使い方は避ける必要があります。
家族でIPOを申し込む場合も、本人確認、資金の帰属、投資判断、購入意思表示の管理を名義人ごとに分けて考えましょう。
キャンペーンでポイントをもらう場合の考え方
SBI証券では過去に、投資信託や債券などの購入キャンペーンでIPOチャレンジポイントが付与される施策が行われたことがあります。ただし、キャンペーンは期間、対象商品、購入金額、対象外条件が細かく設定されます。
ポイントがもらえるからといって、手数料や信託報酬、価格変動リスク、為替リスクのある商品を無理に買う必要はありません。キャンペーンでポイントを取りに行く場合は、付与されるポイントの価値を過大評価せず、商品のリスクとコストを先に確認しましょう。
SBI証券だけでなく複数証券会社も使う
SBI証券はIPOチャレンジポイントがあるため、IPO投資では有力な口座です。ただし、IPOは主幹事証券に配分が偏ることが多く、案件ごとに有利な証券会社が変わります。
SBI証券でポイントを貯めながら、SMBC日興証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、三菱UFJ eスマート証券なども候補に入れておくと、申込機会を増やしやすくなります。証券会社ごとの抽選方式や資金拘束は、IPO投資におすすめの証券会社の選び方で整理しています。
まとめ
SBI証券のIPOチャレンジポイントは、IPO投資を続けるほど貯まり、使いどころを選べば当選可能性を高められる仕組みです。落選時に1ポイントずつ増えるため、短期で成果を出すというより、長く積み上げるタイプの施策と考えると使いやすいです。
一方で、当選・補欠当選後の購入意思表示忘れ、買付余力不足、ポイントを使う案件の選び方には注意が必要です。ポイントを使うときは、銘柄の魅力度だけでなく、配分数量、資金、抽選日、購入意思表示期限までセットで確認しましょう。























