日経平均株価に投資したい場合、個別株を225銘柄買わなくても、日経平均に連動するインデックスファンドを使えば少額から分散投資できます。

ただし、日経平均連動ファンドはどれも同じではありません。信託報酬、純資産残高、NISA対応、ベンチマーク、投信保有ポイントの対象かどうかで、長期リターンに差が出ます。この記事では、2026年時点で日経平均インデックスファンドを選ぶときのポイントを整理します。

結論:日経平均連動ファンドは、購入時手数料が無料で、信託報酬が低く、純資産残高が十分にある商品を選ぶのが基本です。eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)、ニッセイ日経平均インデックスファンド、日経225インデックスe、たわらノーロード 日経225などが比較候補になります。

日経平均インデックスファンドとは

日経平均インデックスファンドは、日経平均株価(日経225)や日経平均トータルリターン・インデックスなどに連動する投資成果を目指す投資信託です。

日経平均は、日本を代表する225銘柄で構成される株価指数です。日経平均連動ファンドを買うことで、日本の大型株にまとめて投資できます。

ただし、日経平均はTOPIXのような時価総額加重型ではなく、株価平均型の指数です。値がさ株の影響を受けやすい点は理解しておきましょう。国内株式全体へ広く投資したい場合は、TOPIX連動ファンドも比較対象になります。

日経平均ファンドを選ぶ基準

日経平均連動ファンドは、同じ指数への連動を目指すため、選定基準はシンプルです。

  • 購入時手数料が無料か
  • 信託報酬が低いか
  • 純資産残高が十分にあるか
  • ベンチマークが価格指数か配当込み指数か
  • NISAやiDeCoで買えるか
  • 投信保有ポイントの対象か

特に重要なのは信託報酬です。信託報酬は毎日ファンドの純資産から差し引かれるコストなので、長期保有では小さな差が積み上がります。

主な日経平均インデックスファンド比較

ファンド名 信託報酬の目安 特徴
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 年0.143%程度 低コストインデックスシリーズ。長期保有の候補にしやすい
ニッセイ日経平均インデックスファンド 年0.143%程度 低コストで純資産残高も確認しやすい定番候補
日経225インデックスe 年0.154%程度 設定当初は低コストで注目されたが、現在はより低コストの商品もある
たわらノーロード 日経225 低コスト帯 ノーロードシリーズの国内株式候補
楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド 低コスト帯 楽天証券利用者の候補。NISA対応やポイント対象は最新条件を確認

信託報酬は改定されることがあります。購入前には、必ず証券会社の商品ページや交付目論見書で最新の信託報酬、NISA対応、投信保有ポイント対象を確認してください。

日経平均ファンドはNISA向きか

日経平均連動ファンドは、新NISAの成長投資枠やつみたて投資枠で利用できる商品もあります。ただし、すべての日経平均ファンドがNISA対象とは限りません。商品ごとに確認が必要です。

長期の資産形成では、国内株式だけでなく、全世界株式、先進国株式、米国株式、債券、現金などとのバランスも重要です。投資信託の基本は、投資信託のはじめ方、新NISAの使い方は新NISAの基本も参考にしてください。

投信保有ポイントも確認する

証券会社によっては、投資信託の保有残高に応じてポイントが付くことがあります。同じファンドを買うなら、投信保有ポイントの対象かどうかも比較材料になります。

ただし、ポイント還元を優先して高コストファンドを選ぶのは本末転倒です。まず低コストで長期保有しやすいファンドを選び、そのうえで証券会社ごとのポイント制度を確認しましょう。投信保有ポイントは、投資信託の保有ポイント・クレカ積立ポイント比較で整理しています。

高コストの日経平均ファンドに注意

同じ日経平均に連動するファンドでも、信託報酬が年0.5%を超えるような商品もあります。日経平均への連動を目指すだけなら、低コスト商品が多数あるため、高コスト商品を選ぶ理由は限られます。

銀行や対面証券で勧められるファンドを買う場合も、購入時手数料と信託報酬を必ず確認しましょう。特に長期保有では、信託報酬の差がそのままリターン差になりやすいです。

まとめ

日経平均インデックスファンドを選ぶときは、信託報酬、純資産残高、NISA対応、ベンチマーク、投信保有ポイントを確認しましょう。2026年時点では、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)、ニッセイ日経平均インデックスファンド、日経225インデックスe、たわらノーロード 日経225などが比較候補になります。

日経平均だけに集中するのではなく、全世界株式やTOPIXなど他の投資対象とのバランスも考えることが大切です。日経平均ファンドは、日本株の一部に低コストで投資する手段として活用しましょう。

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高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。