OCO注文とは?利益確定と損切りを同時に出す株取引の注文方法【2026年版】

OCO注文は、2つの注文を同時に出し、どちらか一方が約定したらもう一方が自動で取り消される注文方法です。保有株の利益確定と損切りをあらかじめ決めたいときに使われます。
この記事の結論
- OCO注文は出口戦略を自動化しやすい。
- 利益確定指値と損切り逆指値をセットにできる。
- 約定価格は相場状況によって指定価格とずれる場合がある。
- 対応可否や注文仕様は証券会社ごとに異なる。
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比較表
| 注文 | 使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 指値 | 指定価格以上で売る・以下で買う | 約定しない場合がある |
| 逆指値 | 指定条件に達したら注文を出す | 急落時は不利な約定もある |
| OCO | 利益確定と損切りを同時に置く | 片方約定で片方取消 |
| IFD | 新規注文と決済注文を連続で出す | 新規が約定しないと決済注文は出ない |
| IFDOCO | 新規と2つの決済注文を組む | 仕様が複雑 |
押さえておきたいポイント
OCO注文のメリットは、相場を常に見ていなくても、利益確定と損切りの両方をあらかじめ設定できることです。仕事中や夜間に相場を見られない人に向いています。
一方で、OCO注文を入れたから必ず想定どおりに約定するわけではありません。急落時には逆指値が発動しても、実際の約定価格が大きく下にずれることがあります。
OCOは便利ですが、そもそもどこで利益確定し、どこで損切りするかを決める力が必要です。値幅、出来高、板の厚さ、決算予定を確認してから設定しましょう。
実務で確認する順番
- 対応している証券会社か確認する。
- 利益確定価格と損切り価格を注文前に決める。
- 決算発表や重要イベント前は価格飛びに注意する。
- 板が薄い銘柄では逆指値の滑りを想定する。
- 短期売買だけでなく長期保有のリスク管理にも使う。
OCO注文の実例
1,000円で買った株を持っているとします。1,100円で利益確定したい一方、950円まで下がったら損切りしたい場合、1,100円の売り指値と950円条件の逆指値売りをOCOで出します。どちらかが約定すれば、もう一方は自動で取り消されます。
| 設定 | 意味 | 注意点 |
|---|---|---|
| 利益確定 1,100円 | 上昇時に売る | さらに上昇しても売却済みになる |
| 損切り 950円 | 下落時に損失を限定 | 急落時は950円より下で約定する場合 |
| 有効期限 | 注文を残す期間 | 期限切れ後は無防備になる |
OCOが向く場面・向かない場面
OCOは短期売買や決算前後のリスク管理に向きます。一方、長期保有で一時的な下落を許容する銘柄に狭い損切りを入れると、短期の揺れで売らされることがあります。
注文機能は便利ですが、投資方針の代わりにはなりません。値動きの幅、流動性、決算スケジュール、保有目的を確認してから使いましょう。
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