マイトレードは現在利用できない。サービス終了の経緯と投資管理の代替方法

投資管理サービス「マイトレード」は、現在、新たに利用できる公式サービスを確認できません。テコテックが提供していた旧版は2020年1月9日に終了し、NTTドコモが2022年1月に再開しましたが、2026年7月13日時点では公式サイトとアプリ配布先を確認できない状態です。
ここでは、旧版と再開版の経緯、登録データの扱い、現在できる代替の投資管理方法を整理します。
現在の結論
- テコテック版のマイトレードは2020年1月9日に終了しました。
- NTTドコモ版は2022年1月18日に月額550円で提供を開始しました。
- 2026年7月13日時点では、公式サイトと正規のアプリ配布先を確認できないため、新規利用はできません。
- 投資記録は、証券会社の取引履歴、CSV、表計算ソフトなどへ移して管理するのが現実的です。
マイトレードの終了と再開の経緯
| 時期 | 出来事 | 利用者への影響 |
|---|---|---|
| 2017年3月 | テコテック版のベータ提供を開始 | 複数の証券口座をまとめて管理できる投資管理サービスとして普及 |
| 2019年11月 | テコテックとNTTドコモがサービス終了を発表 | 有料プランの新規申込を停止 |
| 2020年1月9日 | テコテック版を終了 | 終了後はアクセス不可。登録情報は消去すると案内 |
| 2022年1月18日 | NTTドコモが新しいマイトレードを提供開始 | 日本株・米国株の資産推移、損益、取引履歴などを月額550円で管理 |
| 2026年7月13日現在 | 公式サイト・正規アプリ配布先を確認できない | 新規登録や継続利用を前提にできない |
マイトレードでできたこと
マイトレードの価値は、証券会社ごとに分散した投資記録を一つの画面に集め、損益と売買の振り返りをしやすくする点にありました。
| 機能 | 確認できたこと | 注意点 |
|---|---|---|
| 口座連携 | 複数の証券口座の保有銘柄や取引データを集約 | 対応証券会社と認証方式に依存する |
| 資産・損益グラフ | 資産額や評価損益の推移を可視化 | 入出金、配当、手数料の扱いで見え方が変わる |
| 取引履歴 | 売買した日、価格、株数を時系列で確認 | 連携エラーや反映の遅れを照合する必要がある |
| 売買メモ | 買った理由、売った理由、反省点を記録 | 記録を続けないと検証材料にならない |
| 日本株・米国株管理 | 銘柄別の保有状況や損益をまとめて確認 | 為替を含む円換算損益の前提を確認する |
NTTドコモ版では、証券会社の二要素認証などにより自動取得できない場合があることも案内されていました。投資管理アプリは便利ですが、証券会社が発行する取引報告書や年間取引報告書が正式な記録の基準です。
旧マイトレードのデータは今から取り出せる?
テコテックは、2020年のサービス終了時に、登録されたメールアドレスや取引データを消去すると案内しました。有料プラン利用者向けのCSV保存機能も、サービス終了前に利用するためのものでした。
現在、旧マイトレードへログインしてCSVを取り出すことはできません。
過去データが必要な場合は、利用していた証券会社の電子交付書面、取引履歴、年間取引報告書を確認してください。保存期間を過ぎた書面は、証券会社へ再発行の可否と手数料を問い合わせます。
現在使える4つの代替方法
| 方法 | 向いている人 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 証券会社のアプリ・Web画面 | 口座数が少ない人 | 公式データをそのまま確認できる | 複数社を一画面では見にくい |
| CSV+表計算ソフト | 複数口座を自分で管理したい人 | サービス終了に左右されにくく、計算方法を管理できる | 更新とバックアップを自分で行う |
| 現行の資産管理アプリ | 自動連携を重視する人 | 資産推移を手軽に可視化できる | 対応口座、料金、認証、データ持ち出し条件を確認 |
| 売買日誌 | 投資判断を振り返りたい人 | 買った理由と結果を比較できる | 損益計算は証券会社の記録と照合する |
CSVで管理する最低限の項目
証券会社/口座区分/銘柄コード/銘柄名/売買日/売買区分/数量/単価/手数料/税金/受渡金額/通貨/売買理由
保有状況だけでなく、どの口座で、いくらの費用をかけて取引したかを残すと、年間損益や投資判断を振り返りやすくなります。米国株など外貨建て商品は、取引時の通貨と円換算額を分けて記録します。
代替アプリを選ぶときのチェックポイント
- 使っている証券会社に正式対応しているか
- 二要素認証や追加認証に対応できるか
- ログイン情報をどのように保存・利用するか
- 無料・有料プランの機能差と月額料金
- 日本株、米国株、投資信託、NISAなど必要な資産へ対応するか
- CSVなどでデータを持ち出せるか
- サービス終了時のデータ保存・削除方針が明記されているか
証券会社の記録を基準に管理する
資産管理アプリの損益は、連携時刻や計算方法によって証券会社の表示と一致しないことがあります。確定申告、取得価額、税額の確認では、証券会社の取引報告書や年間取引報告書を基準にしてください。
投資管理の目的は、毎日の値動きを追い続けることではなく、資産配分、損益、コスト、判断の再現性を確認することです。自動連携がなくても、月1回または四半期ごとにCSVを保存し、配分を確認すれば実用的な管理はできます。
よくある質問
マイトレードは復活していますか?
2022年にNTTドコモ版が提供されましたが、2026年7月13日時点で公式サイトと正規アプリ配布先を確認できません。現在利用できるサービスとして新規登録を案内できる状態ではありません。
旧マイトレードへ登録した情報は残っていますか?
テコテックは2020年の終了時に、メールアドレスや取引データなどの登録情報を消去すると案内しています。NTTドコモ版については、当時の利用規約や個別案内を確認する必要があります。
複数の証券口座を安全にまとめる方法は?
最も確実なのは、各証券会社からCSVや取引報告書を取得し、表計算ソフトで統合する方法です。自動連携アプリを使う場合は、対応金融機関、認証方式、データ保存先、エクスポート、終了時の扱いを確認してください。
関連記事
参考にした公式情報
- テコテック「投資管理サービス『マイトレード』のサービス終了について」(2026年7月13日確認)
- NTTドコモ「投資管理サービス『マイトレード』を提供開始」(2026年7月13日確認)























