大手ネット証券の中でも最大手ともいえるSBI証券と楽天証券がそろって、国内株の売買手数料(現物株・売買都度)を引き下げました。
最近は歩調を合わせることが多い、SBI証券と楽天証券ですが、今回も完全に合わせてきました。どちらも50万円以下の株の少額取引の手数料を引き下げる形となっています。
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50万円以下の国内株手数料を引き下げ
旧手数料と新手数料を載せておきます。SBI証券、楽天証券ともに共通です。
売買金額(国内・現物) | 旧手数料 | 新手数料 |
---|---|---|
5万円 | 139円 | 50円 |
10万円 | 139円 | 90円 |
20万円 | 185円 | 105円 |
50万円 | 272円 | 250円 |
株の小額売買の手数料をかなり引き下げてきました。
ネット証券でいえば、この水準の売買についてはauカブコム証券やマネックス証券の方が安い水準だったのですが、今回の手数料改定で、大手ネット証券の株の少額取引手数料はほぼ並んだ格好となっています。
少額取引の手数料引き下げは株初心者にとってはありがたい
最近は株の売買単位(単元株)も100株単位の会社が多数となり、1単元の取引なら10万円を切る株が多数を占めてきています。
そういう状況ですから、少額取引の手数料引き下げは株初心者の方には有難い話になりますね。
また、株主優待などを目当てで株を買う方も最低単元(100株)で投資をする機会が多いはずなので手数料引き下げはプラスです。
こうした競争は、いずれにしても投資家にとってはうれしい話なので、今後もしっかりと競争してほしいと思います。
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