LINE証券はスマホアプリで手軽に株式投資ができるスマホ証券です。アプリを通じて1株単位の小額投資ができる証券会社ですが、株のタイムセールというキャンペーンを今後不定期開催するようです。
通常(当日終値)よりも最大7%分だけディスカウント(値下げ)した価格で株が買えるというキャンペーンです。
ディスカウント価格で株が購入できるサービスとしては「立会外分売」がありますが、それと似たようなモノです。上手く活用しましょう。
LINE証券の株のタイムセールの特徴
- 株を当日の終値より3%、5%、7%オフの価格で購入できる
- 購入した株は翌日以降売却可能
- 買付時は手数料無料(売却時は必要)
- 投資できるのは最大5株まで
こんな感じです。
タイミングは以下のような感じ。ゲリラ的な開催と公式に言っていますので、投資できるように備えておいた方が良さそうです。
- 15時:対象銘柄の発表
- 17時:タイムセール開始
- 19時:タイムセール終了
- 21時:約定
- 翌日9時:売買可能
19時終了ですが、予定数(株数)がはけると終了になるでしょうから、早めに投資できるようにしておきたいですね。5株までしか投資できないので値嵩株狙いが良さそうです。
株のタイムセールは買う価値ある?
基本的にはタイムセールでのディスカウント分が利益になります。
ただし、翌日の寄り付きで株価がディスカウント率よりも下落すると損失が発生する可能性があるので少し注意が必要です。タイムセールの申込は17時以降なので、15時~17時までの米国先物などを見て相場全体が大きく下がりそうなら参戦を控えるというのも手かもしれません。
立会外分売との違い
冒頭にも書きましたがLINE証券のタイムセールは立会外分売と似ています。立会外分売というのは、大株主などが市場で株を売却するのではなく、証券会社に売却を依頼するというものです。市場価格よりもややディスカウントして販売するのが一般的です。
立会外分売よりも優れている点は、需給の影響を受けにくいというものです。
立会外分売もディスカウントされた価格で株を購入できますが、分売に応募してその株を似て入れた投資家はそれをすぐに売りに出すことが多いです。結果としてその売り圧力によって株価が下落しやすいという点があります。
一方のLINE証券のタイムセールはタイムセールで買った投資家が売却する先(相手方)はLINE証券自身となるため、需給への影響は最小限です(株数が少ないという点もある)。
ただ、タイムセールで購入できる株数は5株までとなっているので、仮に7%の利幅が取れたとしても千円~数千円といったところで、どうしても小額となります。
基本的には活用するべきですが、大儲けというよりもちょっとした小遣い稼ぎ程度になってはしまいそうです。