三井住友信託銀行の定期預金年2.20%の条件を表すイメージ

三井住友信託銀行は、円定期預金「グッドセレクト(固定型)」の金利を最大年2.20%に優遇する夏の定期預金キャンペーンを実施しています。期間は2026年8月31日までです。

最大年2.20%は全員に適用される金利ではありません

年2.20%になるのは、5年ものへ2,000万円以上を預ける場合です。最低申込額は500万円で、対象となる新規資金、来店またはオンライン相談、インターネットバンキング利用申込、アンケート回答などの条件があります。

この記事では、預入額別の金利と利息目安、分かりにくい申込条件、中途解約、満期後、預金保険まで整理します。情報は2026年7月22日に三井住友信託銀行と金融庁の公式情報で確認しました。

夏の定期預金キャンペーンの概要

項目内容
期間2026年7月1日〜8月31日
対象者個人
対象商品新型定期預金「グッドセレクト(固定型)」
預入期間2年または5年
最低金額1回の申込につき合計500万円以上
資金条件新規資金、または期間中の満期資金へ新規資金100万円以上を増額
申込経路来店またはオンライン相談
その他インターネットバンキング利用申込、アンケート回答

金利は預入期間と金額で決まる

預入額2年もの5年もの
500万円以上1,000万円未満年1.50%
税引後 年1.195%
年2.00%
税引後 年1.593%
1,000万円以上2,000万円未満年1.60%
税引後 年1.274%
年2.10%
税引後 年1.673%
2,000万円以上年1.70%
税引後 年1.354%
年2.20%
税引後 年1.753%

金利は当初の2年または5年だけ固定されます。5年ものは金利が高い一方、長く資金を動かしにくくなります。期間だけでなく、生活予定と緊急予備資金を考えて選ぶ必要があります。

1年あたりの利息はいくら?

キャンペーンページの税引前・税引後年利を預入額に掛け、1年あたりの単純な目安を計算しました。

期間・預入額税引前年間利息の目安税引後年間利息の目安
2年・500万円75,000円59,750円
2年・1,000万円160,000円127,400円
2年・2,000万円340,000円270,800円
5年・500万円100,000円79,650円
5年・1,000万円210,000円167,300円
5年・2,000万円440,000円350,600円
500万円・5年ものの計算例

税引前:500万円 × 年2.00% = 年100,000円
税引後:500万円 × 年1.593% = 年79,650円

表は比較しやすくするための年額換算です。実際の満期受取利息は、銀行所定の利息計算、預入日数、複利、税金、端数処理によって異なります。契約時に満期受取見込額を確認してください。

「新たな資金」の条件に注意

新たな資金とは、2026年6月1日以降、キャンペーン預入日までに現金や振込などで三井住友信託銀行へ入れた資金です。次の資金は、新規資金として扱われません。

  • 本人名義で同行の別店舗から移した資金
  • 2026年5月31日以前から普通預金に置いていた資金
  • すでに同行にある定期預金の満期・解約資金
  • 同行で保有していた投資信託などの償還・解約資金

ただし、キャンペーン期間中に満期を迎える同行の円定期預金資金へ、新規資金100万円以上を増額し、合計500万円以上にすれば対象となるルートがあります。

申込1回ごとに金額階層が決まります

複数回に分けて申し込んでも、後から合算して高い金利へ変更することはできません。たとえば1,000万円以上の金利を狙うなら、1回の申込合計が1,000万円以上になるよう事前に確認しましょう。

ネットバンキング申込が必要なのに、ネット作成は対象外

最も間違えやすい条件です。キャンペーン利用には「三井住友信託ダイレクト」の利用申込が必要ですが、インターネットバンキング画面から自分で定期預金を作成すると、このキャンペーンの対象外です。ATMでの手続も対象外です。

対象になる申込経路は、店頭またはオンライン相談です。オンライン相談は完全予約制で、本人確認書類や端末の準備が必要になります。

申込前の確認順
  1. 2年・5年のどちらなら満期まで使わずに置けるか決める
  2. 対象になる新規資金か確認する
  3. 1回の申込額で適用金利を確認する
  4. 来店またはオンライン相談を予約する
  5. インターネットバンキング利用申込とアンケート回答を行う
  6. 契約前に満期日、中途解約、満期後の扱いを確認する

中途解約は原則できない

グッドセレクト固定型は、原則として満期前に解約できません。やむを得ない事情があると銀行が認めた場合に限り、中途解約に応じることがあります。

中途解約が認められても、当初金利は維持されません。預入から1年未満なら解約日の普通預金金利を基にし、当初金利の10%が上限です。1年以上なら、原則として当初金利の10%で計算されます。

確認するお金置き場所の考え方
生活費・緊急予備資金すぐ引き出せる普通預金などを優先
2年以内に使う予定がある資金5年ものへ固定しない
満期まで使う予定がない余裕資金金利・保護範囲を確認して候補にする

2,000万円を預けても全額が預金保険で守られるとは限らない

この定期預金は元本保証で、預金保険制度の対象です。ただし金融機関が破綻した場合の定額保護は、1人・1金融機関ごとに、対象預金を合算して元本1,000万円までと破綻日までの利息等です。

最大金利の2,000万円は、預金保険の上限を超えます

三井住友信託銀行にほかの普通預金・定期預金がなくても、2,000万円を預ければ元本1,000万円を超える部分は定額保護の範囲外です。すでに同行へ預金がある場合は合算して確認してください。

1,000万円を超える部分は、破綻した金融機関の残余財産の状況によって一部支払われない可能性があります。高い金利だけで1行へ集中させず、複数の金融機関へ分ける選択肢も比較しましょう。

満期後は同じ金利で続くとは限らない

キャンペーン金利は当初期間だけです。満期になると同じ期間で自動継続されますが、継続後はその時点の店頭表示金利になります。年2.20%が自動的に続くわけではありません。

自動継続を希望しない場合は手続が必要です。満期の約1カ月前に案内はがきが届くため、住所を最新にし、満期後の資金の置き場所を早めに決めておきましょう。

2年ものと5年もの、どちらを選ぶ?

選択肢向いている状況主な注意
2年もの近い将来に資金を見直したい、5年固定は長い5年ものより金利が低い
5年もの満期まで使わない資金で、現在の金利を固定したい途中で市場金利が上がっても乗り換えにくい

固定金利は、将来金利が下がれば有利に働きます。一方、今後さらに預金金利が上がると、5年間固定したことが機会損失になる可能性があります。「現在の金利が高いか」だけでなく、資金を拘束できる期間で決めるのが基本です。

よくある質問

三井住友信託銀行を初めて使う人も対象ですか?

対象です。口座開設と本人確認、新規資金の入金、来店またはオンライン相談などの手続が必要です。締切直前は予約・手続が間に合わない可能性があるため、余裕を持って確認しましょう。

ネットバンキングで500万円の定期預金を作れば対象ですか?

この夏のキャンペーンは対象外です。ネットバンキングの利用申込自体は条件ですが、定期預金の作成は店頭またはオンライン相談を通じて行います。

投資信託も一緒に買う必要がありますか?

定期預金だけで利用できるルートがあります。同行商品を同時に案内された場合も、必要性、手数料、元本割れリスクを別に判断し、不要な商品を金利目的だけで契約しないようにしましょう。

まとめ

三井住友信託銀行の夏の定期預金キャンペーンは、500万円以上の新規資金を2年または5年固定できる人にとって、高い金利を確保する選択肢です。ただし年2.20%は、5年ものへ2,000万円以上を預ける場合に限られます。

申込前に、新規資金の判定、申込経路、インターネットバンキング利用申込、中途解約、預金保険の合算額を確認してください。特に2,000万円を預ける場合は、金利の上乗せと1,000万円を超える預金保険上の集中リスクを並べて判断することが重要です。

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