投資信託

おすすめの海外ETFの買い方

foreign海外ETFが人気です。日本でもETFは上場しており売買することはできますが、海外(特に米国)で上場しているETFの中には全世界の株に投資可能なETFなどが日本のETFやインデックス投資などと比較して割安な手数料で運用されています。ドル建てという点はネックですがそれを補って余りあるメリットがあります。今回はこうした海外ETFの投資についての特徴やその方法、おすすめの海外ETFなどをまとめていきます。

そもそもETFとは何か?

そもそもETFとは何か?という点については「低コストで売買しやすいETF」でもまとめているので参考にしてください。

簡単に言うと「株と同じように売買できるインデックス型投資信託」です。日経平均のETFなら日経平均株価に連動する形で株価が変動しています。通常市場を通じて指数に投資をするためには先物取引やオプション取引が必要ですが、ETFなら簡単に取引できます。

 

海外ETFのメリットとは何か?

ETFは日本でも売買できるわけで、なぜ海外のETFにメリットがあるのでしょうか?それは下記のような点が挙げられます。

・世界の株価指数へ投資できる
たとえば、VT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)などは一つのETFで世界の主要な株価指数にインデックス投資が可能なETFとなっています。これ1本に投資をしておけば全世界の株価指数に投資できるわけです。こうしたETFは2014年現在、日本にはありません。

・日本以外の外国に投資もできる
日本に上場しているETFで海外指数に連動するものはごくわずかです。ところが海外ETFでは様々な市場平均に投資ができるETFが多数あります。ブラジル、ドイツといったように特定の国への投資も可能です。

・圧倒的低コスト
こうした全世界にインデックス投資が可能なファンド(投資信託)は存在します。しかしながら、こうしたファンドの手数料はETFと比べて割高です。

 

海外ETF投資のデメリットはないの?

海外ETF投資をするにあたってはいくつか気を付けておきたいポイントがあります。

・通貨はドル建て
海外ETFは米国市場に上場している者なので、米ドル単位です。日本から購入する場合であっても購入する場合はドル建てとなります。

・購入できる証券会社が限られている
日本国内の証券会社で海外ETFに投資ができるところは限られています。「外国株・海外ETF取引にオススメな証券会社比較」などを読んでもらえれば比較できるかと思います。ネット証券だと「楽天証券」「マネックス証券」「SBI証券」で取引可能です。

・購入手数料が国内ETFと比較して割高
売買にかかる手数料が国内ETF売買と比較するとやや割高となっています。

 

こんな感じでしょうか?売買にかかる手数料が多少高めですので、ある程度まとまった資金を運用したいという場合には海外ETFも利用可能です。ちなみにNISA口座内でも取引可能となっています。

ABOUT ME
高山一郎
高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。