2026年版の要点

  • 個人向け国債は、日本国が個人向けに発行する円建ての国債です。
  • 種類は変動10年、固定5年、固定3年の3つです。
  • 最低金利は年0.05%で、1万円から購入できます。
  • 原則として発行から1年経過後は中途換金できますが、調整額が差し引かれます。
  • NISAの対象ではなく、利子には通常20.315%の税金がかかります。

個人向け国債キャンペーンも確認

個人向け国債は、国債そのものの利率は購入先で変わりません。一方で、証券会社ごとのキャンペーン、対象商品、購入金額、新規資金条件、エントリー有無は差が出るため、SMBC日興証券も比較候補として確認しておきましょう。

SMBC日興証券を確認する

個人向け国債は、預金より少し踏み込んで安全資産を運用したい人にとって、定期預金と並んで比較したい金融商品です。発行体は日本国で、元本と利子の支払いは国の信用を前提とします。

一方で、定期預金とは違い、預金保険制度の対象ではありません。また、発行から1年以内に使う予定のお金には向きません。この記事では、2026年時点の個人向け国債の仕組み、メリット、デメリット、定期預金との違いを整理します。

個人向け国債の種類

財務省の商品概要では、個人向け国債は変動10年、固定5年、固定3年の3種類が案内されています。

種類 金利タイプ 向いている人
変動10年 半年ごとに利率見直し 今後の金利上昇にも対応したい人
固定5年 購入時の利率で固定 現在の金利を5年間確保したい人
固定3年 購入時の利率で固定 比較的短めに安全資産を置きたい人

メリット

  • 国が発行体であること。円建ての安全資産として信用力が高い商品です。
  • 1万円から購入できること。まとまった資金がなくても始めやすいです。
  • 最低金利があること。利率の下限は年0.05%です。
  • 変動10年は金利上昇に対応しやすいこと。半年ごとに利率が見直されます。
  • 発行から1年経過後は中途換金できること。満期まで絶対に動かせない商品ではありません。

デメリットと注意点

個人向け国債は安全性の高い商品ですが、万能ではありません。

  • 発行から1年以内は、原則として中途換金できない。
  • 中途換金時は、直前2回分の各利子相当額に基づく調整額が差し引かれる。
  • NISA口座では購入できない。
  • 利子には通常20.315%の税金がかかる。
  • 高いリターンを狙う商品ではない。

定期預金との違い

個人向け国債と定期預金は、どちらも安全資産の置き場として比較されます。ただし、仕組みは異なります。

項目 個人向け国債 定期預金
発行体・預け先 日本国 金融機関
保護の考え方 国の信用 預金保険制度の範囲内
途中換金 原則1年経過後 金融機関の中途解約条件による
金利タイプ 変動10年、固定5年、固定3年 預入時の条件で固定が多い

最新の募集利率とキャンペーンは、個人向け国債ランキングで整理しています。預金との比較は、定期預金金利ランキングも確認してください。

どんな人に向いているか

個人向け国債は、1年以上使わない円資金を安全に置きたい人、預金保険の上限を意識するほどまとまった資金がある人、金利上昇にある程度対応したい人に向いています。

一方で、1年以内に使う可能性がある資金、生活防衛資金の全額、値上がり益を狙う資金には向きません。資金の性格ごとに、普通預金、定期預金、個人向け国債、投資信託を分けるのが基本です。

まとめ

個人向け国債は、守りの資金を置く選択肢として使いやすい商品です。特に変動10年は、金利上昇局面で利率見直しのメリットがあります。

ただし、短期資金には向かず、NISA対象外で税金もかかります。購入前には、最新金利、キャンペーン、中途換金ルール、定期預金との違いを確認しましょう。

参考:財務省:個人向け国債 商品概要

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高山一郎
高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。