株式とは?株式投資の仕組み・値上がり益・配当・売買ルールを解説【2026年版】
株式とは、株式会社が事業資金を集めるために発行するものです。投資家が株式を買うと、その会社の株主になります。上場会社の株式であれば、証券会社を通じて証券取引所で売買できます。
株式投資の利益は、株価が上がったときの値上がり益だけではありません。会社が利益を株主へ分配する配当金、会社によっては株主優待もあります。一方で、株価の下落、減配、優待廃止、倒産などのリスクもあります。
この記事の結論
- 株式を買うと、その会社の株主になります。
- 利益の種類は、値上がり益、配当金、株主優待などです。
- 上場している国内株は、原則100株単位で売買されます。
- 最近はS株、かぶミニ、ワン株などの1株投資サービスも使いやすくなっています。
- 初心者は、新NISA、証券会社、手数料、投資資金、リスクを確認してから始めましょう。
株式とは何か
株式は、株式会社が資金調達のために発行するものです。株式を買った人は株主となり、会社の成長や利益に応じた経済的なメリットを受けられる可能性があります。
ただし、株式は預金ではありません。株価は日々変動し、買った価格より下がることがあります。会社の業績が悪化すれば配当金が減ったり、最悪の場合は株式の価値が大きく下がったりします。
株式投資で得られる利益
株式投資で期待できる利益は、大きく分けると次の3つです。
| 種類 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 値上がり益 | 買った株を、買値より高い価格で売ったときの利益 | 株価が下がれば損失になります |
| 配当金 | 会社が利益の一部を株主へ分配するもの | 業績や方針により減配・無配になることがあります |
| 株主優待 | 商品、割引券、ポイントなどを株主へ提供する制度 | 制度変更や廃止があります |
値上がり益を狙う場合は、企業の成長性、業績、株価水準を確認します。配当金や株主優待を目的にする場合も、利回りや優待内容だけでなく、会社の利益が安定しているかを見る必要があります。
株はいくらから買えるのか
東京証券取引所に上場している内国株式は、現在100株単位で取引されています。たとえば株価が1,000円の銘柄なら、通常の売買単位では100株分の10万円が必要です。
一方で、証券会社によっては1株単位で買えるサービスがあります。SBI証券のS株、楽天証券のかぶミニ、マネックス証券のワン株などです。100株単位では買いにくい銘柄でも、少額から試しやすくなっています。
1株投資の比較は、少額投資におすすめの証券会社 2026年版と、単元未満株取引の基本で整理しています。
株を売買できる時間
東京証券取引所の現物株式の立会時間は、午前が9時から11時30分、午後が12時30分から15時30分です。2024年11月5日から午後の取引終了時刻が15時から15時30分へ延長されています。
ただし、証券会社の注文受付時間は取引所の立会時間と完全には一致しません。夜間や早朝に注文を出せる場合でも、実際に市場で約定するのは取引所のルールに沿った時間です。また、PTSなど取引所外取引を使う場合は別ルールになります。
証券コードとは
証券コードは、上場会社やETFなどを識別するための番号です。日本株では4桁のコードで銘柄を探すことが多く、会社名だけでなく証券コードを使うと注文画面や株価検索で間違いを減らせます。
似た会社名やグループ会社がある場合、銘柄名だけで判断すると間違った銘柄を選ぶことがあります。注文前には、会社名、証券コード、市場、株価、売買単位を確認しましょう。
株の売買にかかる手数料
国内株式の売買手数料は、主要ネット証券で無料化やNISA口座での無料化が進んでいます。ただし、すべての取引が常に無料とは限りません。
- NISA口座か課税口座か
- 国内株か外国株か
- 100株単位か単元未満株か
- 現物取引か信用取引か
- 電話注文やコールセンター注文か
このあたりで費用が変わることがあります。証券会社を選ぶときは、単純な売買手数料だけでなく、NISA、1株投資、投資信託、IPO、ポイント制度まで含めて比較しましょう。主要証券会社の比較は、証券会社比較ページで整理しています。
新NISAで株を買う場合
新NISAでは、成長投資枠で上場株式やETFなどを買うことができます。通常、株式や投資信託の売却益や配当には税金がかかりますが、NISA口座内の利益は非課税になります。
ただし、NISAには注意点もあります。損失が出ても課税口座との損益通算はできません。また、NISA口座は1人1口座なので、どの金融機関で使うかを考える必要があります。
制度の基本は、新NISAとは?つみたて投資枠・成長投資枠の違いで整理しています。
株価指数も確認する
個別株を買う場合でも、日本株全体の地合いを見るために株価指数を確認しておくと便利です。日経平均株価、TOPIX、JPXプライム150指数、東証グロース市場250指数などは、それぞれ対象銘柄や算出方法が異なります。
主要な株価指数の違いは、日本の株価指数まとめで整理しています。
株式投資を始める前の確認事項
初心者が確認したいこと
- 生活費や短期で使う予定のお金を投資に回していないか
- 1銘柄に資金を集中しすぎていないか
- 配当利回りや優待だけで銘柄を選んでいないか
- 手数料無料の範囲を確認しているか
- NISA口座と課税口座の違いを理解しているか
- 売却時の税金や損失リスクを理解しているか
最初から大きな金額を投資する必要はありません。まずは投資信託で分散投資をしながら、個別株は1株投資で少額から経験する方法もあります。
まとめ
株式とは、会社が資金を集めるために発行するもので、株式を買った人は株主になります。株式投資では、値上がり益、配当金、株主優待などを期待できますが、元本保証はありません。
2026年時点では、新NISAや1株投資サービスにより、以前より株式投資を始めやすくなっています。とはいえ、株価下落や業績悪化のリスクは常にあります。証券会社、NISA、売買単位、取引時間、手数料を確認し、無理のない金額から始めることが重要です。
