少額投資におすすめの証券会社 2026年版。1株投資・ポイント投資の選び方

少額投資を始めるなら、2026年時点では「1株から買える単元未満株」「100円単位などの金額指定投資」「貯めたポイントを使うポイント投資」をどう使い分けるかが重要です。
以前はSBIネオモバイル証券のように、Tポイントで1株投資ができるサービスが目立っていました。しかし、ネオモバはSBI証券へ統合済みです。現在はSBI証券のS株、moomoo証券のひと株、楽天証券のかぶミニ、三菱UFJ eスマート証券のプチ株、マネックス証券のワン株、PayPay証券、日興フロッギーなどを比較して、自分のポイント経済圏や投資スタイルに合うものを選ぶ形になります。
この記事では、2026年5月時点の情報をもとに、少額投資におすすめの証券会社・サービスをランキング形式で整理します。
この記事の結論
- 総合力で選ぶならSBI証券のS株が最有力。旧ネオモバ利用者の受け皿としても自然。
- 低コストな1株投資と米国株情報ツールを重視するならmoomoo証券も有力。
- 楽天ポイントを使うなら楽天証券のかぶミニが使いやすい。
- Pontaポイントを使いたい人は三菱UFJ eスマート証券のプチ株が候補。
- dポイントを使うなら日興フロッギーが分かりやすい。
- 100円単位の手軽さならPayPay証券。ただしコストは価格に含まれる。
- 長期の資産形成が目的なら、個別株の少額投資だけでなく、低コスト投信の積立も併用したい。
少額投資で比較すべきポイント
少額投資といっても、サービスごとに仕組みが違います。単純に「1株から買えるか」だけで選ぶと、手数料、約定タイミング、使えるポイント、NISA対応などで後から不便を感じることがあります。
| 比較項目 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 投資単位 | 1株単位なのか、100円などの金額指定なのか。 |
| 取引コスト | 売買手数料だけでなく、スプレッドや提示価格に含まれるコストも確認する。 |
| 使えるポイント | 楽天ポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayポイントなど、自分が貯めているポイントと合うか。 |
| 約定タイミング | リアルタイムに近い取引か、前場・後場の寄付などで約定するか。 |
| NISA対応 | 成長投資枠で使えるか。少額でも非課税枠を活用できるか。 |
| 将来の拡張性 | 単元株、投資信託、米国株、IPOなど、少額投資から次の投資に広げやすいか。 |
特に注意したいのは、手数料が「無料」と書かれていても、リアルタイム取引のスプレッドや、提示価格に含まれる取引手数料相当額があるサービスもある点です。小さい金額で試すだけなら大きな差になりにくいですが、毎月積み立てるならコスト差は積み上がります。
少額投資におすすめの証券会社ランキング
| 順位 | サービス | 最低投資単位 | 主なポイント | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | SBI証券 S株 | 1株 | Vポイント、Pontaポイント | 総合力重視、旧ネオモバ利用者 |
| 2位 | moomoo証券 ひと株 | 1株、米国株は1ドルから | moomooポイント、口座開設キャンペーン | 低コストな1株投資、米国株情報ツール重視 |
| 3位 | 楽天証券 かぶミニ | 1株 | 楽天ポイント | 楽天経済圏、楽天カード・楽天銀行利用者 |
| 4位 | 三菱UFJ eスマート証券 プチ株 | 1株、積立は500円以上1円単位 | Pontaポイント | Ponta利用者、積立で1株投資したい人 |
| 5位 | マネックス証券 ワン株 | 1株 | マネックスポイント | NISAや米国株も含めて使いたい人 |
| 6位 | PayPay証券 | 100円または1,000円から、1円単位 | PayPayポイント、PayPayマネー | スマホで金額指定投資をしたい人 |
| 7位 | 日興フロッギー | 100円、100ポイントから | dポイント | dポイントで株を買いたい人 |
| 8位 | 大和コネクト証券 ひな株 | 1株 | ポイント対応あり | スマホ完結と大和証券系サービスを重視する人 |
ランキングは、低コスト、ポイントの使いやすさ、サービスの総合力、旧サービスからの乗り換えやすさを総合して判断しています。純粋な売買コストだけで見る場合と、普段貯めているポイントの使いやすさで見る場合では順位が変わる点に注意してください。
1位 SBI証券のS株。旧ネオモバ利用者の本命候補
SBI証券のS株は、国内株式を1株から売買できる単元未満株サービスです。旧SBIネオモバイル証券がSBI証券に統合されたこともあり、ネオモバでTポイント投資や1株投資をしていた人にとって、最も自然な移行先になります。
強い点は、手数料面と証券会社としての総合力です。SBI証券はゼロ革命で国内株式手数料の無料化を進めており、S株も手数料無料の対象として案内されています。S株の買付にはVポイントやPontaポイントも利用できます。
SBI証券 S株が向いている人
- 旧ネオモバの代わりになるサービスを探している人。
- 1株投資から始めて、将来は単元株や投資信託、NISAにも広げたい人。
- VポイントやPontaポイントを投資に使いたい人。
- 低コストとサービスの総合力を重視する人。
旧ネオモバのように「毎月定額のサービス利用料を払ってTポイントをもらう」という仕組みではありません。現在は、SBI証券の通常口座の中でS株やポイントサービスを使う形です。SBI証券のポイント設定については、メインポイントの選び方も参考になります。
2位 moomoo証券のひと株。低コストと情報ツールが強い
moomoo証券は、近年少額投資の候補として存在感が高まっているネット証券です。公式の手数料ページでは、日本株・ETFの取引手数料とシステム利用料が無料、ひと株(単元未満株)も取引手数料・システム利用料が無料と案内されています。
ひと株は1株から国内株式を買えるサービスです。日本株だけでなく、米国株の情報ツールや1ドルからの米国株投資にも強みがあり、アプリの情報量を重視する人にはかなり使いやすい選択肢です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国内株 | 日本株・ETFの取引手数料、システム利用料が無料 |
| 単元未満株 | ひと株で1株から取引可能。手数料・システム利用料無料 |
| 米国株 | 1ドルから投資できるmicro米国株など、少額の米国株投資にも対応 |
| ポイント・特典 | アプリ内ミッションなどでmoomooポイントを貯め、クーポン等に交換できる |
| 注意点 | 楽天ポイントやdポイントのような外部共通ポイント投資ではない |
ポイント投資目線では、moomoo証券の評判と口座開設で、米国株投資、国内株の1株投資、口座開設キャンペーン、ミッションによるポイント活用が詳しく整理されています。また、単元未満株取引の比較でも、SBI証券や楽天証券と並ぶ有力候補として扱われています。
一方で、moomoo証券は楽天ポイント、Pontaポイント、dポイントのような外部ポイントをそのまま株式購入に使うタイプではありません。純粋な「ポイント投資」というより、低コストな1株投資、米国株の少額投資、キャンペーンやアプリ内ポイントを組み合わせたい人向けと考えると分かりやすいです。
3位 楽天証券のかぶミニ。楽天ポイントを使うなら最有力
楽天証券のかぶミニは、国内株式を1株から取引できる単元未満株サービスです。楽天ポイントを使えるため、楽天市場、楽天カード、楽天銀行などをよく使う人には相性が良いです。
公式ページでは、かぶミニの手数料は無料とされています。ただし、リアルタイム取引には0.22%のスプレッドがあります。寄付取引はスプレッドなしなので、急いでリアルタイムに売買する必要がない人は、コストを抑えやすいです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取引単位 | 1株から |
| 手数料 | 無料 |
| スプレッド | 寄付取引はなし。リアルタイム取引は0.22%。 |
| ポイント | 楽天ポイントを利用可能 |
| 向いている人 | 楽天ポイントを株式投資に回したい人 |
楽天ポイント投資の基本や注意点は、楽天ポイントを投資に使う方法でも詳しく整理されています。楽天ポイントは期間限定ポイントが投資に使えないなどの制約があるため、使えるポイントの種類は事前に確認しておきましょう。
4位 三菱UFJ eスマート証券のプチ株。Pontaポイント派に使いやすい
三菱UFJ eスマート証券のプチ株は、1株から国内株式を売買できる単元未満株サービスです。公式ページでは、都度取引も積立も取引手数料無料、スプレッドによるコストも発生しないと案内されています。
Pontaポイントをプチ株の購入に使える点も特徴です。さらに、プレミアム積立(プチ株)では500円以上1円単位で積立投資ができます。Pontaポイントを貯めている人や、1株投資を積立化したい人に向いています。
プチ株の強み
- 1株から国内株式を売買できる。
- 取引手数料無料、スプレッドコストなしと案内されている。
- Pontaポイントを購入に使える。
- 500円以上1円単位で積立投資ができる。
一方で、メイン証券会社としての総合力ではSBI証券や楽天証券を選ぶ人も多いです。Pontaポイントを重視するならプチ株、幅広い投資機能を重視するならSBI証券や楽天証券という見方が分かりやすいです。
5位 マネックス証券のワン株。NISAや米国株も視野に入れる人向け
マネックス証券のワン株は、1株から国内株式を購入できるサービスです。手数料ページでは、ワン株の買付時手数料は0円、売却時は約定代金の0.55%で最低手数料52円とされています。
買付コストは低い一方、売却時には手数料がかかります。そのため、細かく売買を繰り返すよりも、1株ずつ買い増していく使い方に向いています。マネックス証券はNISAや米国株にも強みがあるため、単元未満株だけでなく、将来の投資対象を広げたい人にも候補になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取引単位 | 1株から |
| 買付手数料 | 0円 |
| 売却手数料 | 約定代金の0.55%、最低52円 |
| 注意点 | 売却時コストがあるため、短期売買向きではない |
6位 PayPay証券。100円単位でスマホから始めやすい
PayPay証券は、1株単位というよりも「金額指定」で株や投資信託を買いやすいサービスです。日本株ページでは、PayPay証券ミニアプリなら国内株を100円以上1円単位から投資できると案内されています。
手軽さは非常に高いです。PayPayアプリから投資を始めたい人、まずは数百円から投資体験をしたい人には分かりやすい選択肢です。
ただし、取引ルールでは、国内上場有価証券の取引価格に取引手数料相当額が含まれる仕組みが説明されています。東京証券取引所の立会時間内は基準価格に対して0.5%のスプレッドが設定されます。少額で気軽に始めるには便利ですが、低コストを最優先する人はSBI証券や楽天証券などと比較したいところです。
7位 日興フロッギー。dポイントで株を買いたい人向け
日興フロッギーは、SMBC日興証券のキンカブを使って、100円から株式投資ができるサービスです。記事を読みながら気になった銘柄を買える導線があり、dポイントを使った投資にも対応しています。
キンカブは、金額または株数を指定して100円から株式投資ができる仕組みです。別枠の委託手数料は不要で、実質的なコストはスプレッドで調整されます。また、dポイントサービスでは、dポイントを1ポイント1円として日興フロッギー経由のキンカブ取引に使えると案内されています。
dポイント投資との違いや使い分けは、dポイントで投資する方法の比較が参考になります。また、キンカブの基本は100円から株を買う仕組みでも整理されています。
すでに当ブログでも、日興フロッギーとdポイント投資について紹介しています。dポイントを貯めている人にとっては、少額投資の入口として検討しやすいサービスです。
8位 大和コネクト証券のひな株。スマホ特化で分かりやすい
大和コネクト証券のひな株は、スマホアプリ中心で1株から国内株式を買えるサービスです。アプリで完結しやすく、投資初心者にも操作しやすい設計です。
一方で、手数料ページでは、ひな株は株価の0.5%相当を価格に反映する仕組みとされています。コストだけで見ると、SBI証券のS株や楽天証券の寄付取引、三菱UFJ eスマート証券のプチ株と比べて優先度は下がります。
大和証券グループのサービスを使いたい人、スマホ中心で投資したい人、ひな株USAなども含めてシンプルなアプリで管理したい人には候補になります。ただし、低コストで1株投資を続けたいなら、上位のサービスから検討するほうが無難です。
旧ネオモバ利用者はどこへ移るべきか
SBIネオモバイル証券は、Tポイントで国内株式を1株から買えるサービスとして人気がありました。しかし、現在はSBI証券に統合されています。旧ネオモバの記事を読んでいる人は、まず「何を重視していたのか」を分けて考えると移行先を選びやすいです。
| 旧ネオモバで重視していた点 | 現在の候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 1株から国内株を買いたい | SBI証券 S株、moomoo証券 ひと株 | 旧ネオモバ統合後の自然な受け皿はSBI証券。低コストな1株投資と情報ツールを重視するならmoomoo証券も候補。 |
| Tポイント・Vポイント系を使いたい | SBI証券 | Vポイントを含むSBI証券のポイントサービスを使える。 |
| 楽天ポイントを使いたい | 楽天証券 かぶミニ | 楽天ポイントを国内株式や投資信託に使いやすい。 |
| dポイントを使いたい | 日興フロッギー | dポイントで100円単位の株式投資ができる。 |
| 米国株の情報も見ながら少額投資したい | moomoo証券 | 日本株のひと株に加えて、米国株の情報ツールや少額投資機能が使いやすい。 |
| PayPayポイントを使いたい | PayPay証券 | PayPayアプリから少額投資を始めやすい。 |
旧ネオモバの完全な代替を1つに決めるならSBI証券のS株です。ただし、低コストな1株投資と情報ツールを重視するならmoomoo証券も有力です。ポイント投資を重視するなら、楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayポイントのどれを普段貯めているかで選んでも問題ありません。
少額投資では「個別株だけ」にこだわりすぎない
少額投資というと、1株投資や100円株式投資に目が行きます。ただ、長期の資産形成という意味では、低コストの投資信託をNISAで積み立てる方法も強力です。
個別株の少額投資は、好きな企業を少しずつ買える楽しさがあります。配当金を受け取れる銘柄もあり、株式投資の勉強にもなります。一方で、銘柄選びのリスクは自分で負う必要があります。数銘柄だけに集中すると、思った以上に値動きが大きくなることもあります。
おすすめの使い分け
- 資産形成の中心は、NISAで低コスト投信の積立。
- 個別株は、勉強や楽しみも兼ねて1株ずつ買う。
- ポイントは、現金の投資資金を減らさない範囲で活用する。
- 短期売買よりも、長く持てる銘柄を少額で試す。
「ポイントが余ったから株を買う」「気になる会社を1株だけ買って決算を追う」という使い方は、投資に慣れるには良い方法です。ただし、少額でも株式投資である以上、元本割れのリスクがあります。ポイントだから損してもいい、という感覚だけで銘柄を選ばないようにしましょう。
目的別のおすすめ
| 目的 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 総合的に失敗しにくい選択肢を選びたい | SBI証券 S株 | 手数料、商品ラインナップ、将来の拡張性が強い。 |
| 国内株の1株投資と米国株情報ツールを両方重視したい | moomoo証券 | ひと株の手数料が無料で、米国株の情報量や少額投資機能も強い。 |
| 楽天ポイントを使いたい | 楽天証券 かぶミニ | 楽天ポイント投資との相性が良い。 |
| Pontaポイントを使いたい | 三菱UFJ eスマート証券 プチ株 | プチ株の購入にPontaポイントを使える。 |
| dポイントを使いたい | 日興フロッギー | 100ポイントから株式投資に使える。 |
| スマホで100円から試したい | PayPay証券 | 金額指定で直感的に始めやすい。 |
| 米国株やNISAも重視したい | マネックス証券 | ワン株だけでなく、米国株やNISAの選択肢も見やすい。 |
よくある質問
少額投資は何円から始められますか?
サービスによります。1株単位のサービスは株価によって必要額が変わります。PayPay証券や日興フロッギーのように、100円単位で始められるサービスもあります。
一番手数料が安いのはどこですか?
条件を満たすならSBI証券のS株、moomoo証券のひと株、楽天証券のかぶミニの寄付取引、三菱UFJ eスマート証券のプチ株が有力です。ただし、サービスごとに約定方法やポイント対応が違うため、手数料だけでなく使い方も含めて比較しましょう。
ポイントだけで株は買えますか?
買えるサービスがあります。SBI証券ではVポイントやPontaポイント、楽天証券では楽天ポイント、三菱UFJ eスマート証券ではPontaポイント、日興フロッギーではdポイント、PayPay証券ではPayPayポイントの活用が候補になります。moomoo証券は外部共通ポイントを直接使うタイプではありませんが、アプリ内のmoomooポイントや口座開設キャンペーンを活用できます。ただし、期間限定ポイントや用途限定ポイントなど、使えるポイントの条件はサービスごとに異なります。
旧ネオモバの代わりはSBI証券でよいですか?
国内株を1株から買いたいという目的なら、SBI証券のS株が最も分かりやすい受け皿です。低コストな1株投資に加えて米国株の情報ツールも重視するなら、moomoo証券も比較対象に入ります。ポイントの種類を重視するなら楽天証券、三菱UFJ eスマート証券、日興フロッギー、PayPay証券も比較しましょう。
まとめ。少額投資の本命はSBI証券とmoomoo証券、ポイント派は経済圏で選ぶ
2026年時点の少額投資では、総合力ならSBI証券のS株が最も使いやすい選択肢です。旧ネオモバからの移行先としても自然で、1株投資からNISA、投資信託、単元株まで広げやすいのが強みです。一方、低コストな1株投資と米国株情報ツールを重視するなら、moomoo証券もかなり有力です。
一方で、ポイント投資を重視するなら、普段貯めているポイントで選ぶのが現実的です。楽天ポイントなら楽天証券、Pontaポイントなら三菱UFJ eスマート証券、dポイントなら日興フロッギー、PayPayポイントならPayPay証券が候補になります。
少額投資は、投資を始めるハードルを下げてくれる便利な仕組みです。ただし、少額でも個別株投資である以上、リスクはあります。まずは無理のない金額で試し、長期の資産形成では低コスト投信やNISAも組み合わせるのが堅実です。
