Tポイントを使って株式投資をすることができるサービスを提供しているスマホネット証券のSBIネオモバイル証券(ネオモバ)は2019年11月30日からIPO(新規公開株)を取り扱う「ひとかぶIPO」のサービスを開始します。
通常は100株単位の投資をする必要がある株式投資を単元未満株(1株単位)で売買できるようにします。
いまだに高い人気を誇り抽選となるIPO投資にネオモバでも挑戦できるようになります。
SBIネオモバイル証券とは?
SBIネオモバイル証券はSBI証券系のスマートフォン取引向けのネット証券です。Tポイントアカウントと連携することで、Tポイントで株を購入することができるサービスを提供しています。
IPOとは?
IPOとはこれまで上場していなかった会社が、あたらしく証券取引所で取引されるようになることで、IPOに応募して当選すると上場直前にその会社の株を割り当てられます。
多くのケースでこの時の割り当て価格よりも、市場で最初につく値段のほうが高いためIPOは儲かるといわれるわけです。
そのため、IPOへの応募は人気が高く、そう簡単にはあたりません。
IPO銘柄への投資は人気が高いため、多くの証券会社では抽選形式となっています。そんな中でIPOの当選確率を高めるため、あの手この手を活用する投資家の方々が多いはずです。
前置きな長くなりましたが、IPOは人気があるってことを言いたかったのです。
SBIネオモバイル証券のひとかぶIPO
人気の高いIPO(新規公開株)への投資を単元未満株として行えるサービスです。通常100株が最低取引単位ですがSBIネオモバイル証券は単元未満株取引ができ、1株単位でIPOに申し込みができます。
これは業界初ですね。
IPOの配分はネット証券で最大のIPOの引き受けをしているSBI証券からの委託販売ということですので、数量も期待できそうです。
配分は抽選方式となっていて、優遇枠として「若年優遇(20代、30代)」や「取引継続優遇」などの配分方法もあるようです。
注意点としては、ひとかぶIPOへの投資に対してはTポイントを使った投資はできないという点でしょうか。
また、市場で売却ができるのは、「市場で初値が付いた翌日」という点も一般的なIPO投資とは違いますね。