20 March

端株・単元未満株を売却する方法のまとめ

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企業合併や株式分割などによって、単元株に満たない株式を保有するケースがあります。株の売買は「単元株」が基本単位となるので、それに満たない株式は普通に売買することはできません。じゃあ、このような中途半端な株はどうやって処分したらよいのでしょうか?今回は単元未満株(端株)と呼ばれる株式の売却、処分の方法についてまとめていきます。

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 端株と単元未満株

ちなみに、単元株数以下の株式のことを「単元未満株(たんげんみまんかぶ)」と呼びます。同じような意味で「端株(はかぶ)」と言う言葉も使われていますが、端株というのは本来は「1株未満の株」をさします。現時点ではこの端株というものは2005年の商法改正により廃止されており、現在は単元株制度に移行しております。

ただ、一般に端株という言葉は上記の「単元未満株」とほぼ同じ意味で使われているようです。本ページでは特に断りがない限りは両者を同じものとして単元株制度を元に説明していきます。

ちなみに、単元未満株の株主であっても株主と変わりません。配当を受ける権利などは有します。ただし、株主総会での投票権は「1単元につき1個」になるため、1単元未満の株主には株主総会での決議に参加することはできません。

 

単元未満株(端株)はどうやって売却すればいいの?

単元未満株(端株)の売却・処分については大きく2つの方法があります。
1つ目は「買い取り請求 ・ 買い増し請求」という制度を使うもの。もう一つは利用可能な証券会社は限定されますが「単元未満株取引」という方法で売却すると言う方法です。

 

買い取り請求・買い増し請求

単元未満株(端株)というのは、制度上どうしても発生してしまうことがあります。そのような際の処分方法として買取請求と買い増し請求という方法があります。

 

買い取り請求
発行会社(当該企業)に単元未満株(端株)を買い取ってもらうと言う方法です。証券会社で受付をしてくれます。当日の立会時間内(取引時間中)に手続きを行えば、当日の終値で買い取ってくれます。
なお、買取の際には証券会社が定める所定の手数料が発生します。ごく小額の単元未満株(端株)の場合は手数料のほうが大きくなるようなケースもあるので、取引証券会社でご確認ください。
ちなみに、単元未満株(端株)の売却においては最もスタンダードな方法と言えます。ネット証券においてもインターネット上で手続きできるのがほとんどですので手軽に処分できます。

 

買い増し請求
発行会社(当該企業)に、単元未満株(端株)の不足分を追加発行してもらうという方法です。たとえば1000株が単元株となっている会社があり、その会社の株を800株保有しているとします。
この場合、追加で200株を購入することで1000株の1単元にすることが可能になります。
注意点として、買い増し請求に対応しているネット証券、証券会社は少数です。証券会社によっては買い増し請求を受け付けていないところもあります。また、発行会社自身が買い増し請求に対応していない場合もあります。

 

単元未満株取引で単元未満株(端株)を売買

サービスを提供している証券会社は限定されていますが、単元未満株を売買可能な証券会社もあります。単元未満株取引などという名称でサービスを提供していますが、この取引では単元株未満の株を売買することが可能です。

売却も可能ですし、逆に単元未満株を新たに買い付けすることも可能です。
なお、2015年5月現在で単元未満株を売買できるサービスを提供しているのは下記のネット証券です。()内は各社によるサービス名称。

SBI証券 (S株)
マネックス証券 (ワン株)
カブドットコム証券 (プチ株)

なお、単元未満株取引についても各証券会社によって取引手数料が発生しますのでご注意ください。手数料率でいえば、通常の単元株取引よりも割高に設定されているので、無意味に単元未満株取引を行うメリットはないでしょう。

 

 

まとめ

端株・単元未満株を処分するというのはそこまで難しいことではありません。
ただし、単元株式を売買するよりはちょっと面倒だったり、指値注文ができないなど注文に柔軟性がなかったりと多少面倒ではあります。

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