卵は一つの籠(カゴ)に盛るな。この格言は相場格言としてはもちろんですが、分散投資や物事を分散するときによく引き合いに出されます。意味は、持っている卵を一つのカゴに入れて運んでいると、万が一落とした場合、全部の卵が割れてしまう、だから複数のカゴに分けて運んで万が一落としてしまって、全部がダメになることを避けよう。というものです。
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分散投資は相場の基本
この格言は「分散投資」の重要性を説くものです。
この分散には色々なものがあります。たとえば、株式と債券、外貨といったように投資商品を分散する方法。投資の時期をずらす時間分散、同じ投資商品(たとえば株)でも、大型株と小型株、景気敏感株とディフェンシブ株といったように投資対象を分けるという分散の方法もあります。
分散投資については別エントリーでも色々解説しているので参考にしてみてください。
・投資の成否はアセットアロケーション(資産配分)で決まる
・分散投資を成功させる3つのポイント
カゴを分けすぎると大きく勝てることもなくなる
ちなみに、分散投資をするということはリスクとリターンが平準化することになります。そのため、大きく負けるリスクは減りますが、大きく勝てる可能性も低くなってしまいます。
もしも、あなたが投資において数倍、数十倍といった市場平均リターンを大きく越えるような投資を考えているというのであれば分散投資はその目標を阻害することになります。
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