投資全般・コラム

株式投資とキャピタルゲイン(値上がり益)

株式投資における利益の出し方(儲け方)には大きく「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」というものがあります。今回はその中の「キャピタルゲイン」についてより詳しく見ていきたいと思います。要するに値上がり益(売買益)のことです。

キャピタルゲイン(Capital Gain)

キャピタルゲインというのは株式や土地などの「資産の価格上昇による利益」をさします。つまり、株の場合株価が上昇することによって得られる利益というわけです。
>>キャピタルゲインとは

ちなみに、こうした資産の価格って上がるだけじゃなくて下がる場合もありますよね。そういう場合(下がった場合)はキャピタルロス(Capital Loss)と呼びます。なお、配当金や株主優待のように資産を持っているだけで得られる利益を「インカムゲイン」と呼びます。

株式投資をするという方の多くの目標はこの「キャピタルゲイン」にあるのではないでしょうか。

 

キャピタルゲインを狙うには?

投資でキャピタルゲインを狙うというのであれば、株を「安いときに買って高いときに売る」というのが基本です。
また、スタイルも多様です。

数年単位という超長期で株を保有して長期的な企業の成長とともに値上がり益を追及するケースもあれば、一日単位や数日単位という超短期で単純な相場の上下によって値上がり益を得ようとするケースもあります。

それぞれの投資方法によって投資する株を選定する基準も変わってくることになります。

前者のようなケースでは「割安な株価で放置されているような企業」「将来の業績が大きく向上しそうな企業」などが投資対象になることが多いでしょう。

一方で後者のようなケースでは企業業績などよりも短期的な相場動向による影響のほうが大きいので値動きや市況などのテクニカルな要素による部分が大きくなることかと思います。

このようにキャピタルゲインを狙う投資については投資スタイルによって基準が異なります。自分の投資スタイルや方針などと相談しながらどのような形でキャピタルゲインを狙うのかを検討しましょう。

 

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高山一郎
高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。