株式投資

株価が前日の終値と始値が違う理由は?

business-bar-chart-1144112株式投資初心者向け講座です。株価は毎日の取引開始価格である「始値」があって、当日の最終取引価格である「終値」があります。そして翌日にはまた「始値」がつきます。基本的に当日の株価の動きには連続性がありますが、当日の終値と翌日の始値を比較するとかなりの株価の差が生じていることがあります。これはなぜでしょうか?

相場は連続して価格が動くわけではない

そもそも論ですが、株価というのは売り手と買い手が出した売買注文をつき合わせて成立した参考価格に過ぎません。

売り手と買い手の間での売り注文と買い注文とがそろわなければ売買は成立しません。当日の相場であっても同様で、売買で価格が動くときも100円、101円、102円といったように段階的に株価が上昇することもあれば、それまで100円で取引されていたものが、何らかのニュースなどによって、特別売り気配となって80円になるまで値段が付かない(値段が飛ぶ)ということもあり得ます。

この辺りについては「株価の決まり方の基礎知識」も参考にしてください。

 

終値から始値までは時間が空いている

終値から翌日の始値との間で価格差が生じやすいのは、時間が空いているうちに相場の状況が変わるからです。個別銘柄で言えば、引け後(当日の取引終了後)に決算や重大なニュースが生じることもあります。

また、マーケット全体でみても、日本の市場(マーケット)がクローズした後も、アジア、ヨーロッパ、アメリカといった流れで相場は動きます。そしてアメリカの市場が終わった後に日本の翌日の市場が開くわけです。
その間で市場全体のマインドが強気から弱気に変わることもありますし、逆に弱気から強気に変わることもあります。
ちなみに日本市場が終わった後の日経平均株価については海外の先物取引などの指標をみることでなんとなく想像できます。代表的なものはCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)におけるNIKKEI225の株価指数(米ドル建て)です。

夜間のヨーロッパやアメリカの証券市場の値動きを受けての日本株(日経平均)に対する投資家のマインドを見ることができます。

>>日経225先物 リアルタイムCME SGX

 

株主優待や配当金における権利落ちもある

時々、終値と始値の差に関連して、権利確定日に株を買って権利落ち日に売れば儲かるんじゃないですか?という質問をいただくことがあります。ただ、そうした権利落ちについては市場(相場参加者)は知っているので、「株主優待・配当金の権利取り基礎知識」でも説明していますが、基本的にその分が理論価格として下落します。

時々、権利落ち銘柄でも株価が上昇して始まることもありますが、それはマーケット環境が大きく改善しているか、その個別銘柄かセクターで相場にとってプラスのニュースが出ているようなケースになります。

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