貯金・預金

2014年7月度 ネットバンク定期預金金利ランキング

ranking-bank随分遅くなってしまいましたが、7月のネットバンクの最新金利情報のまとめです。一部の銀行を除いてほとんど動きなしです。6月に続き、定期預金関連のキャンペーンは継続されています。
金利水準としてはかなり低い状態が続いていますので、短期タイプの定期預金がおすすめです。しばらくは様子見というのも一つの手段だと思います。

普通預金部門ランキング

普通預金の金利については前月比変わらずとなっています。

1位:住信SBIネット銀行 SBIハイブリッド預金 0.10%(+0.00%)
1位:楽天銀行 マネーブリッジ 0.10%(+0.00%)
3位:大和ネクスト銀行:0.055%(+0.00%)

 

定期預金部門ランキング

じぶん銀行の新規口座開設者向けのキャンペーンが0.05%の金利アップで0.6%、静岡銀行インターネット支店の期間限定定期が0.5%と高水準です。
一方の1年以上の長期の定期預金金利はさほど高くないという逆イールド現象が継続しています。

3ヶ月満期定期預金
1位:じぶん銀行 0.60%(新規口座開設者のみのボーナス金利。それ以外の方は0.20%)
2位:静岡銀行インターネット支店 0.50%(+0.00%)
3位:住信SBIネット銀行 0.20%(+0.00%)

6ヶ月満期定期預金

1位:オリックス銀行 0.40%(+0.00%)
2位:ソニー銀行 0.20%(+0.00%)
3位:住信SBIネット銀行 0.20%(+0.00%)

1年満期定期預金
1位:オリックス銀行 0.35%(+0.00%)
2位:静岡銀行インターネット支店 0.35%(+0.00%)
3位:楽天銀行 0.25%(+0.00%)

3年満期定期預金
1位:オリックス銀行 0.35%(+0.00%)
2位:静岡銀行インターネット支店 0.35%(+0.00%)
3位:住信SBIネット銀行 0.12%(-0.04%)

番外編:短期定期預金シリーズ
通常の定期預金の期間と比べてかなり短い、短期の定期預金金利です。前月比変わらずの0.15%です。定期預金の金利が低い現状では相対的に高い金利であるといえます。
新生銀行 2週間満期預金 0.15%(+0.00%)

※リンク先はネットバンクの比較サイト(詳細情報)となっています。各銀行のサービスや手数料、金利状況などはリンク先でご確認ください。

 

長期金利はかなり低い状況となっています。

なんと7月10日における東京債券市場では短期の3カ月満期の短期国債流通金利(市場金利)が異例のマイナス金利になっています。
今後も金利が上がりだすという状況はあまり見えていないため、定期預金の預金金利も現状に近い水準がしばらく継続するものと思います。

現在の定期預金の金利情勢を見ると「短期定期預金金利>長期定期預金金利」といういわゆる「逆イールド」と呼ばれる状態になっています。

賢く預金を活用するという点においてはやはり「3カ月満期」のような短期の定期預金がお勧めといえます。ランキング上位の「じぶん銀行」や「静岡銀行インターネット支店」などがやはりお勧めですね。

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高山一郎
高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。