2019年10月1日時点のネットバンクの普通預金や定期預金の金利情報をまとめます。
マイナス金利の影響は強く、定期預金の預金金利は10月になっても残念な状況が続いています。一部のネット銀行の高金利預金を活用するくらいしか現状では方法はない感じですね。
普通預金部門ランキング
現状だとGMOあおぞらネット銀行が使いやすく金利も高いです。金利水準は他行を大きく引き離しています。給与振込みがある人なら、東京スター銀行もいいかもしれませんね。
GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行は、それぞれグループのネット証券の口座を開設し、預金口座を連携させることで上記特典金利となります。もちろん、証券口座の開設・利用に費用は掛かりません。
東京スター銀行は同行を給与振込口座に設定しておけば自動的に特典金利の対象となりますので、こっちも楽ちんですね。
1位:GMOあおぞらネット銀行 0.11%
2位:楽天銀行 マネーブリッジ 0.10%
2位:東京スター銀行(給与振込特典) 0.10%
4位:イオン銀行普通預金 0.05-0.15%
定期預金部門ランキング
普通預金金利よりも金利が低いものが多いです。定期預金で金利が高めといえそうなのはオリックス銀行のeダイレクト預金くらいでしょうか。
3ヶ月満期定期預金
1位:住信SBIネット銀行 0.02%
1位:ジャパンネット銀行 0.02%
1位:楽天銀行 0.02%
6ヶ月満期定期預金
1位:オリックス銀行eダイレクト預金 0.15%
2位:GMOあおぞらネット銀行 0.03%
3位:イオン銀行 0.02%
1年満期定期預金
1位:オリックス銀行eダイレクト預金 0.20%
2位:GMOあおぞらネット銀行 0.03%
3位:楽天銀行 0.02%
3年満期定期預金
1位:オリックス銀行eダイレクト預金 0.25%
2位:大和ネクスト銀行 0.10%
3位:楽天銀行 0.03%
※リンク先はネットバンクの比較サイト(詳細情報)となっています。各銀行のサービスや手数料、金利状況などはリンク先でご確認ください。
番外編:短期定期預金シリーズ
通常の定期預金の期間と比べてかなり短い、短期の定期預金金利です。最近では金利の引き下げが続いており、利用価値は低いです。
>>新生銀行 2週間満期預金 0.03%
こちらに預けるくらいなら今のところ、イオン銀行(0.05%~0.15%)やGMOあおぞらネット銀行の普通預金(コネクト口座)が0.11%なのでそちらの方が有利です。
定期預金ならオリックス銀行、普通預金なら自分にあった銀行をチョイス
ある程度、まとまった資金があるけど、リスクは取りたくないという場合はオリックス銀行のeダイレクト預金が金利が高めです。最低預金額は100万円以上となっていますが、他のネットバンクを大きく上回る金利になっています。
低い金利が続いていますが、普通預金に関してはキャンペーン的に高めの金利設定をしている銀行がありますので、これらの銀行を使って預金しておくのがベストな気がします。
普通預金ならGMOあおぞらネット銀行(0.11%)あたりですね。
実際に投資までするつもりなら、「楽天銀行」+「楽天証券」を推します。楽天ポイントも貯まりますしね。
ちなみに、「楽天カード」も組み合わせて楽天3兄弟を使えば、楽天ポイントを使ったり、貯めたりとお得な運用が可能です。
いや、証券会社に口座開設なんてしたくない……という方なら、東京スター銀行も良いです。給与振込口座に指定するだけでOKで特に手続き不要です。ちなみに、東京スター銀行は東京の地銀ですが、ネット口座は全国対応です。
金利水準的にはあまり期待できない時代ですが、キャンペーンなどをうまく活用しながら活用していきましょう。