SBI証券のPTS取引時間は何時まで?デイ・ナイト取引とSORの注意点

SBI証券のPTS現物取引は、営業日のデイタイム・セッションが8時20分〜16時30分、ナイトタイム・セッションが17時〜23時59分です。東京証券取引所の立会時間外にも取引できますが、注文が次のセッションへ引き継がれない点や、流動性が低くなりやすい点に注意が必要です。
SBI証券のPTS取引時間(2026年7月12日確認)
- 現物・デイタイム:営業日 8:20〜16:30
- 現物・ナイトタイム:営業日 17:00〜23:59
- PTS信用・前場:9:00〜11:30
- PTS信用・後場:12:30〜15:30
- 信用取引はナイトタイム・セッションを利用できません
取引時間や対象市場、対象銘柄、注文方法は変更されることがあります。実際に発注する直前にSBI証券の取引画面と公式案内を確認してください。
SBI証券のPTS取引時間早見表
| 取引区分 | 取引時間 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| 現物・デイタイム | 8:20〜16:30 | 取引所の立会前後も注文可能 |
| 現物・ナイトタイム | 17:00〜23:59 | J-Market自体は翌6時まででも、SBI証券の提供は23:59まで |
| 信用・前場 | 9:00〜11:30 | 前場終了後、未約定注文は失効 |
| 信用・後場 | 12:30〜15:30 | ナイトタイムの信用取引は不可 |
SBI証券のPTS現物注文は取引時間中のみ受け付けます。デイタイムとナイトタイムは別のセッションで、デイタイムの未約定注文が17時以降へ自動で引き継がれるわけではありません。
PTS取引とは
PTSはProprietary Trading Systemの略で、日本語では私設取引システムと呼ばれます。東京証券取引所などの金融商品取引所とは別の市場で、証券会社を通じて上場株式を売買する仕組みです。
| 比較項目 | 取引所取引 | PTS取引 |
|---|---|---|
| 運営主体 | 東京証券取引所など | 認可を受けたPTS運営会社 |
| 主な時間 | 取引所の立会時間 | 立会前後・夜間を含む場合がある |
| 価格 | 取引所の板で決定 | PTS独自の板で決定 |
| 流動性 | 相対的に多い傾向 | 銘柄・時間帯により少ない |
| 呼値 | 取引所のルール | より細かい価格刻みの場合がある |
デイタイム・ナイトタイムの使い分け
朝8時20分から取引したい
デイタイムPTSは取引所の寄り付き前から始まります。前夜の米国市場、為替、決算、ニュースを見て注文できますが、取引参加者が少ない時間帯は板が薄く、少量の注文で価格が動くことがあります。
取引所の大引け後に売買したい
16時30分までデイタイムがあり、17時からナイトタイムが始まります。15時30分以降に公表された決算や適時開示を確認して取引できる一方、翌営業日の取引所価格と同じ方向に動くとは限りません。
深夜に注文したい
SBI証券のナイトタイム現物取引は23時59分までです。注文の有効期限は当該セッション終了までで、未約定注文は失効します。
PTSで注文する手順
- 取引区分を確認
現物か信用かで利用時間が異なります。 - 市場を選ぶ
取引所、PTS、SORなど注文先を確認します。 - 板と出来高を比較
最良気配だけでなく、その価格にある株数を見ます。 - 指値を決める
薄い板では成行に近い注文ほど想定外の価格になりやすいため注意します。 - 注文期限を確認
セッション終了時に失効するか、次へ引き継がれるかを確認します。
SOR注文との違い
SORはSmart Order Routingの略で、複数市場の価格を比較し、有利に約定できる可能性がある市場へ注文を回す仕組みです。自分でPTSを指定する注文とは異なり、SOR対象銘柄をSOR注文で発注すると、判定結果により取引所またはPTSで約定する場合があります。
| 注文方法 | 市場の選び方 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 取引所指定 | 取引所へ出す | 取引所の板で売買したい |
| PTS指定 | 利用者がPTSを選ぶ | 時間外やPTSの価格を狙いたい |
| SOR | 証券会社の判定で市場を選ぶ | 複数市場の価格を自動比較したい |
約定後は、注文履歴・約定履歴でどの市場で成立したか確認しましょう。
PTS取引のメリット
- 取引所の立会時間外にも売買機会がある
- 決算・業績修正・ニュースの発表後に注文できる
- 取引所より有利な価格が出る場合がある
- 取引所より細かい呼値で注文できる場合がある
メリットは「いつでも売買できる」ことではなく、取引所とは異なる時間と板を選択肢に加えられることです。
PTS取引のリスクと注意点
| リスク | 起こり得ること | 確認方法 |
|---|---|---|
| 流動性 | 注文数量が少なく約定しない | 板の厚さ・出来高を見る |
| 価格差 | 取引所終値や翌日始値と乖離する | 材料と取引所気配を比較 |
| スプレッド | 買値と売値の差が広がる | 最良売気配・買気配を確認 |
| 注文失効 | セッション終了で未約定注文が消える | 注文照会で状態を確認 |
| 対象制限 | 銘柄・注文方法が対象外 | 取引画面の市場・注文種別を確認 |
決算発表後のPTS価格は、少ない出来高で大きく動くことがあります。夜間価格だけを見て翌日の値動きを断定せず、決算資料、適時開示、出来高、翌日の市場環境を確認してください。
PTSとADRは別のもの
PTSは日本株を取引所外で売買する市場です。一方、ADRは米国市場で取引される預託証券です。翌日の日本株を考える材料として並べられることがありますが、仕組みも取引対象も異なります。詳しくはPTSとADRの違いを確認してください。
よくある質問
SBI証券のPTSは何時から何時までですか?
現物取引は、営業日の8時20分〜16時30分と17時〜23時59分です。
夜間PTSは翌朝6時まで取引できますか?
ジャパンネクストPTS自体の取引時間は翌6時までですが、SBI証券が提供する夜間PTSは23時59分までです。
信用取引も夜間PTSを使えますか?
使えません。SBI証券のPTS信用取引は9時〜11時30分、12時30分〜15時30分です。
デイタイムの注文は夜間へ引き継がれますか?
引き継がれません。各セッション終了まで有効で、未約定注文は失効します。
PTSなら必ず取引所より有利ですか?
必ずではありません。価格、板の厚さ、出来高、手数料条件を比較して判断します。
まとめ
PTSは時間外取引の選択肢を増やせますが、取引所より参加者が少ない場面があります。取引時間だけでなく、どの市場に注文が出るか、いくらで何株約定できるかまで確認して使いましょう。























