投信マイレージサービスというのはSBI証券が提供している投資信託の保有でポイントが貯まるというサービスです。投資信託は保有することで「信託報酬」と呼ばれる管理コストが発生していますが、投信ポイントサービスはこうした信託報酬の一部キャッシュバックに近い側面があります。
今回はそんな投信保有に関するポイントサービスとして人気が高い「投信マイレージサービス(SBI証券)」が一部サービス内容を改善しましたので紹介します。
そもそも投信ポイントサービスとは?
SBI証券以外にも「投資信託を運用する時に最も効率的な証券会社比較 投信ポイントは超重要」でも紹介している通り、投資信託のポイントサービスを行っています。
・SBI証券
・auカブコム証券
・楽天証券
・マネックス証券
それぞれの投信ポイントサービスの中でもSBI証券の投信マイレージサービスは還元率も高くて人気だったのですが、直近増加している超低コストのインデックスファンドについてはポイントの対象外となっているケースが増えてきました。
理由はおそらく、信託報酬が安すぎてポイントバックすると赤字になっちゃうということです。
「投資信託の値下げ競争が激化 iFreeシリーズが大和証券投資信託委託から登場」でも紹介していますが、iFreeシリーズやニッセイインデックスファンド、たわらノーロードのように低コストファンドは軒並み対象外となってしまっていました。
リニューアルで0.05%のポイント付与
2017年2月1日より、投信マイレージサービスにおいてポイント付与の対象外だったファンドにも0.05%分のポイントが付くようになりました。
従来からの対象ファンドは0.1%(投信の残高が1000万円超なら0.2%)なのでこれらよりは少ないですが、対象外ファンドがなくなったというのはかなりの朗報といえますね。
投信マイレージ(保有ポイント)自体は投資信託投資のオマケみたいなものではありますが、有利な運用商品なので上手に活用してください。