エルテス(3967)のIPOが決まりました。仮条件決定は11月8日、ブックビルディング期間は11月10日~16日で上場日は11月29日予定となっております。今回はそんなエルテスのIPO情報や初値予想をしていきます。
上場市場は東証マザーズ。リスクに特化したビッグデータ解析技術の会社で話題性の高い会社です。かなりの人気となることが予想されるIPOです。
エルテスってどんな会社?
データ上の動きからリスクの予兆を捉える「リスクインテリジェンス」、リスク発生を早期に把握するための「リスクモニタリング」、危機発生後に速やかに顧客が適切な対応が取れるようにアドバイスする「リスクコンサルティング」の各分野において、サービスを提供しております。
これだけだとなかなかサービス内容がわからないですね。
2016年現在は大きく二つの事業を行っているようです。一つはソーシャルメディアの炎上リスク対策、もう一つは内部要因による情報セキュリティ事故予防のための内部不正検知です。
ソーシャルメディアの炎上リスクを検知
エルテスは、独自の炎上データベースを活用した検知システムにより、ソーシャルリスクをいち早く検知することができます。また、大学等の複数の研究機関との共同研究により、画像検知システムの開発や自然言語解析にも取り組んでいます。顕在化したソーシャルリスクに対しては、独自データや豊富な実績から講ずべき対策を提示し、解決に導きます。
(公式ホームページより)
ネットの炎上案件は毎年増えていますね。逆にその時○○が炎上というネットニュースを見ない日の方が少ないかもしれません。そうした炎上のリスクを検知するサービスを提供しているようです。
上場規模は小型。人気は必至
上場規模は約4億円程度とかなりの小型です。
また、現時点で利益も出ているという状況はプラス材料でしょう。事業自体がビッグデータ、ソーシャルメディアといったいような期待されやすい分野であるということも考えるとかなりの人気が出そうなIPOです。
主幹事はSBI証券
エルテスの主幹事はSBI証券です。みずほ証券、SMBC日興証券、岡三証券、マネックス証券、東洋証券でも申し込み可能です。
主幹事がSBI証券ということもあって、IPOチャレンジポイントを貯めまくっている人は放出するかどうか悩みどころといえそうなIPOですね。
IPOチャレンジポイントについては「IPO当選確率がどんどんアップするSBI証券の活用方法」の記事も参考にしてください。
また、IPO応募全般については「IPO株投資におすすめの証券会社の選び方」の記事でも当選確率をアップさせる方法について紹介しています。
以上、エルテス(3967)のIPO情報についてまとめました。