貯金・預金

新生銀行の2週間満期預金のメリットとデメリット

預金残高が1兆円を超えているという新生銀行が提供している2週間満期預金。名前の通り2週間という超短期で満期になる本預金は流動性と拘束期間から考えた金利の高さが魅力なようです。できるだけリスクは少なく高金利で運用したいというニーズによってかなりの額の預金を集めているようです。
今回はこの預金について具体的な商品スペック、メリット・デメリットを解説していきたいと思います。

2週間満期預金の概要

まず、2週間満期預金の概要から説明します。
預金期間:2週間
金利:0.20%(2013年1月12日時点)
最低預金単位:50万円以上(オンラインバンキングの場合)
預金通貨:円(JPY)

というスペックとなっています。仕組預金ではなく普通の定期預金です。ですから、元本割れのリスクはありません。また、預金保険の対象なので、1000万円とその利息までは預金保険機構により保護されます。
運用通貨は円ですので、為替リスクもありません。元本保証型の商品となっています。

2週間という超短期の定期預金にしては金利がかなり高めだと思います。普通預金の金利が新生銀行の場合0.01%なので、20倍もの金利ということになります。ちなみに、新生銀行の3年満期の定期預金金利は0.04%(2012年7月31日時点)なので、3年定期と比較しても5倍金利が高い計算になります。

 

2週間満期預金のメリット

  1. 短期で満期になるので流動性(換金しやすさ)が高い。
  2. 金利が他の預金と比較して高い
  3. 元本割れリスクはない(普通の預金と同じ扱い。仕組預金じゃない)
  4. 2週間の期間内での中途解約可能
  5. 自動継続ができる

こんなところでしょうか。私が考える最大のメリットは(1)の流動性が高いというところでしょうか。もし他に魅力的な金融商品が出てきてもすぐに乗り換えることができます。1年とか3年の定期預金を組んだら、中途解約がもったいないですからね。
ちなみに、2週間という期間内ですが、解約することは可能なようです(ただし、オンラインからは不可で電話対応)

また、2週間ごとに預金を設定するといった手間もなく、自動継続(元利継続)が可能になっています。元利継続なので複利効果も期待できるのは良い点だと思います。

 

2週間満期預金のデメリット

デメリットについて、調べてみても、デメリットらしいデメリットがなかなか出てこないんですよね。強いてあげれば下記の点くらいでしょうか。

  1. 最低預金単位が50万円以上と比較的まとまった資金が必要
  2. 中途解約をするならコールセンターに電話する必要がある

最低預金単位は、インターネット経由(オンラインバンキング)で50万円以上、店頭申し込みの場合は100万円以上からとなっています。ただ、それ以上であれば1円単位での預金設定が可能となります。
また、万が一、急に資金が必要になって2週間満期預金を解約したいという場合は、コールセンターに電話して解約する形になります。オンラインバンキングからの解約はできないようです。

ただし、元利継続(自動更新)を停止するという設定はオンラインからでも可能です。

 

新生銀行にとって2週間満期預金のメリットはあるのか?

預金者にとってかなり有利な気がするこの『2週間満期預金』ですが、このサービスを提供する新生銀行側にとってメリットはあるのでしょうか?
本商品の目的はおそらく、目玉商品として預金を集めるということでしょう。1兆円突破と銘打っている通り、新生銀行にとっては預金や新規口座開設のための武器にしているというものです。銀行の事業は預金者からお金を集めてそのお金を、融資などに回して収益を得ることですから、預金が集まらなければどうしようもありません。
そうした意味で預金集めのための商品として2週間満期預金を提供しているものと考えられます。

また、高金利といってもべらぼうに高い金利というわけではありませんので、新生銀行にとってそこまで高いリスクではないでしょう。2週間という超短期の定期です。金利変更は新生銀行側が行えば最短2週間ですべての金利が変更されるわけですので、万が一金利が大きく低下してもリスクにはならないのでしょう。

 

預金者としては、こうした魅力的な預金商品はぜひ上手に活用していきたいところです。管理人はこの商品に対して「買い」と評価します。

参考サイト
新生銀行の評判・クチコミ
新生銀行2週間満期預金

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高山一郎
高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。