10 April

PERから考える損切り(ロスカット)の判断

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perPERは株価収益率のことで、投資指標としてかなり広く利用されています。このPERはその会社が割安か割高かを判断する時などに使われることが多いですが、損切り(ロスカット)を考えるときもこのPER水準を一つの判断材料として利用することができます。ポイントは「高PER銘柄はロスカットの決断を早く」ということです。

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PERとは?

PERについては「株価指標「PER(株価収益率)」の意味と読み取り方」などでも紹介していますが、株価を1株当たり利益(EPS)で割ったものです。単純に言えば、現在その会社が挙げている利益から考えて投資を何年で回収することができるのか?という指標になります。

仮にPERが20倍なら、20年で回収。40倍なら40年で回収できるということになるわけです。
そう考えると、PERが低い会社ほど株価は割安、高い会社ほど割高と考えることができます。

しかしながら、PERにおける「1株当たり利益(EPS)」は直近の決算数字や直近の予想水準で計算されます。
(参考:EPS(一株あたり利益)とは何か?

高PER銘柄については、特に成長著しい成長企業、新興企業などに多くみられますが、将来1株あたり利益が大きく伸びる見込みがあれば、必ずしも割高とはいえないわけです。

逆に、事業が成熟している企業の場合は利益の伸びも新興企業ほど大きくないので高PERに評価されることはあまりありません。

 

高PER銘柄はロスカットの決断を早く?

高PER銘柄というのは基本的に成長企業、新興企業が多くみられます。
企業規模も成熟企業と比較すると大きくはないケースがほとんどです。こうした会社の多くは、状況によって経営環境が一変するような場合もあります。

また、高PERであるが故、1株当たりの利益(EPS)の変動が株価にもダイレクトに影響します。
たとえば、1株当たりの利益(EPS)が10円予想を下回ったとします。このとき、株価に与える影響の大きさはPERによって変わります。

PERが10倍の会社の場合は理論的に株価を100円下げるインパクトがあります。一方でPERが100倍の会社の場合は株価を1000円下げるインパクトがあるわけです。
これはPERは「株価÷EPS」によって求められることから「株価=EPS×PER」となることからご理解いただけることっかと思います。

つまり、業績の変動などに対して高PER銘柄ほどより大きなインパクトを受けることになるわけです。
そのため、、投資をする上で、高PER銘柄ほど株価の動きに対しては敏感になっておく必要があります。損切りの必要性・重要性については「損切り(ロスカット)の重要性」でも説明していますが、特に高PER銘柄に関しては損切りのルールを徹底するようにしましょう。逆に、成熟企業の高配当銘柄のような銘柄の場合には多少の下げで狼狽するよりも長期的な視点で投資し、むしろナンピンするといった方法も有効になろうかと思います。1株当たりの利益(EPS)

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