2026年5月の定期預金金利ランキングを表す銀行と金利比較のイメージ
2026年5月の定期預金金利ランキングを表す銀行と金利比較のイメージ

2026年5月は、ネット銀行だけでなく、信託銀行・証券会社系銀行でも円定期預金の特別金利が目立っています。とくにボーナス時期を前に、6カ月・1年の短期キャンペーンと、3年・5年の中長期固定金利が同時に出てきているのが特徴です。

この記事では、2026年5月27日時点で確認できた円定期預金の金利キャンペーンを中心に、金利水準・使いやすさ・条件の厳しさを比較してランキング形式でまとめます。金利はすべて年利・税引前です。実際に預け入れる前には、各銀行の最新条件を必ず確認してください。

この記事の結論

  • 最高金利だけなら、大和証券・大和ネクスト銀行の新規限定キャンペーンが6カ月もの年2.00%でトップ。
  • 使いやすさと金利のバランスでは、SBJ銀行の夏のボーナス定期預金キャンペーンが有力。
  • 3年・5年で固定したい人は、三井住友信託銀行、SBJ銀行、ソニー銀行、SBI新生銀行も比較対象。
  • 1年以内に使う可能性がある資金は、キャンペーン期間だけでなく中途解約条件も確認する。

2026年5月の定期預金金利ランキング

今回のランキングは、全国から利用しやすい商品を中心に、金利の高さと条件を総合して並べました。条件がかなり限定される商品も含めていますので、「自分が対象になるか」は必ず確認してください。

順位 銀行・商品 主な金利 主な条件・注意点
1位 大和証券・大和ネクスト銀行
新規限定プレミアム円定期預金キャンペーン
6カ月 年2.00%
1年 年1.50%
2026年5月1日以降に大和証券口座と大和ネクスト銀行円預金口座を開設した個人が対象。預入額は5,000万円以上1億円以下、店頭申込のみ。
2位 SBI新生銀行
スタートアップ円定期預金
3カ月 年2.0%相当
1年 年1.30%
新規口座開設者向け。3カ月ものは年1.0%の通常金利に、条件達成で年1.0%相当の現金上乗せ。上乗せ対象は500万円まで。
3位 三井住友信託銀行
インターネットバンキング限定 円貨定期預金プラン
5年 年1.60%
3年・2年 年1.40%
インターネットバンキング限定。年1.60%は1,000万円以上の5年もの。100万円以上1,000万円未満でも5年 年1.40%。
4位 SBJ銀行
夏のボーナス定期預金キャンペーン
5年 年1.55%
2年・3年 年1.50%
1年 年1.35%
2026年5月13日から募集総額1,500億円に達するまで。対象は日本国内居住の個人。1年ものから5年ものまで高水準。
5位 ソニー銀行
円定期預金・積み立て定期預金
3年 年1.50% 2026年5月11日時点で、円定期預金3年ものと積み立て定期預金3年ものが対象。新規預入だけでなく自動継続も対象。
6位 SBI新生銀行
パワーダイレクト円定期預金
5年 年1.50%
3年 年1.25%
既存利用者も検討しやすいインターネット円定期。預入金額やステージ条件で商品が分かれるため、申込画面で確認したい。
7位 UI銀行
4周年記念 新規口座開設者限定キャンペーン
1年 年1.25% 2025年10月1日以降の新規口座開設者が対象。預入上限は500万円、キャンペーン期間は2026年5月31日まで。
8位 楽天銀行
円定期預金 夏のボーナスキャンペーン
6カ月 年1.00% 2026年5月22日から7月31日まで。楽天銀行ユーザーが短期で預けやすい6カ月もののキャンペーン。

1位:大和証券・大和ネクスト銀行は6カ月もの年2.00%

金利だけで見ると、大和証券の新規限定プレミアム円定期預金キャンペーンが目立ちます。6カ月定期預金が年2.00%、1年定期預金が年1.50%です。

ただし、対象は2026年5月1日以降に大和証券と大和ネクスト銀行の口座を新規開設した「ダイワ・コンサルティング」コースの個人で、預入金額は5,000万円以上1億円以下です。インターネットやコンタクトセンターでは受け付けておらず、本支店・営業所での申込が必要です。

条件はかなり重いものの、まとまった資金を短期で置く人にとっては今月のトップ候補です。反対に、数十万円から数百万円をネットで手軽に預けたい人には向きません。

2位:SBI新生銀行は新規口座開設者向けが強い

SBI新生銀行は2026年5月1日から、スタートアップ円定期預金1年ものを年1.30%へ引き上げています。新規口座開設者限定で、インターネットなら30万円から利用できます。

さらに、3カ月ものについては「スタートアップ円定期預金 上乗せ金利キャンペーン」も実施されています。通常金利年1.0%に加え、SBIハイパー預金の開設など条件達成で年1.0%相当の現金が上乗せされ、合計で年2.0%相当になります。

注意したいのは、年2.0%そのものが定期預金の適用金利になるわけではなく、上乗せ分は現金プレゼントという点です。また、上乗せ対象は1人あたり500万円までです。短期で高い実質利回りを狙うなら魅力的ですが、条件確認は必須です。

3位:三井住友信託銀行は5年もの年1.60%

三井住友信託銀行のインターネットバンキング限定 円貨定期預金プランは、5年もの・1,000万円以上で年1.60%と高水準です。100万円以上1,000万円未満でも5年ものは年1.40%、2年・3年でも条件により年1.20%から年1.40%が提示されています。

インターネットバンキング限定で、金利適用期間は2026年5月1日から5月31日まで。金利は毎月見直しとされているため、6月以降も同じ水準とは限りません。

既存の普通預金や満期資金も使える点は魅力です。一方で、2年・3年・5年の固定期間になるため、今後さらに金利が上がる可能性をどう見るかがポイントになります。

4位:SBJ銀行は1年ものから5年ものまで幅広く高金利

SBJ銀行の夏のボーナス定期預金キャンペーンは、2026年5月13日から募集総額1,500億円に達するまで実施されています。

金利は5年もの年1.55%、2年・3年もの年1.50%、18カ月もの年1.40%、1年もの年1.35%。1年ものでも高く、2年・3年で年1.50%を確保できる点はかなり魅力的です。対象はスーパー定期預金・大口定期預金で、窓口またはSBJダイレクトから作成できます。

1年・2年・3年と期間の選択肢が広いため、「長すぎる固定は避けたいが、今の高金利は取りに行きたい」という人に向いています。募集総額に達すると終了するため、検討するなら早めの確認がよさそうです。

5位:ソニー銀行は3年もの年1.50%

ソニー銀行は2026年5月11日時点で、円定期預金3年ものを年1.50%としています。対象は円定期預金3年ものと積み立て定期預金3年ものです。

新規預入だけでなく自動継続も対象とされている点は、既存ユーザーにとって使いやすいポイントです。最低預入金額も円定期預金は1,000円以上1円単位のため、少額から試しやすい銀行といえます。

3年固定なので、1年以内に使う予定があるお金には不向きです。教育費や住宅購入資金など、使う時期が決まっているお金は満期と資金需要を合わせておきましょう。

6位:SBI新生銀行の既存向け定期も5年もの年1.50%

SBI新生銀行は新規向けだけでなく、既存利用者向けのパワーダイレクト円定期預金でも高い金利を出しています。2026年5月20日のお知らせでは、3年もの年1.25%、5年もの年1.50%が案内されています。

新規口座開設者限定のキャンペーンに比べると派手さはありませんが、既存ユーザーが資金を動かしやすいのはメリットです。預入金額が30万円以上か100万円以上かで商品が分かれるため、実際の申込画面で対象商品と金利を確認しましょう。

7位:UI銀行は新規口座開設者なら1年もの年1.25%

UI銀行の4周年記念 新規口座開設者限定!定期預金キャンペーンは、1年もの年1.25%です。2025年10月1日から2026年5月31日までにUI銀行で新規口座を開設した人が対象で、預入上限は500万円です。

1年ものとしては十分に高い金利です。ただし、すでにUI銀行を使っている人は対象外になりやすく、キャンペーン期限も2026年5月31日までと短めです。口座開設が間に合うかどうかも含めて判断しましょう。

8位:楽天銀行は6カ月もの年1.00%で短期資金向け

楽天銀行は2026年5月22日から、円定期預金 夏のボーナスキャンペーンを実施しています。対象は6カ月もの円定期預金で、金利は年1.00%です。

上位と比べると金利は控えめですが、楽天銀行ユーザーにとっては手続きしやすく、6カ月という短めの期間で預けられる点が魅力です。ボーナス資金の一時置きや、半年後に使う予定がある資金には選択肢になります。

終了済みキャンペーンにも注意:auじぶん銀行は早期終了

検索するとauじぶん銀行の3カ月もの年1.0%キャンペーンも見つかりますが、預入総額2,000億円に達したため2026年4月15日で新規受付を終了しています。

定期預金キャンペーンは、募集総額に達すると予定より早く終わることがあります。金利ランキングを見るときは、金利だけでなく「受付中かどうか」も確認しましょう。

どの定期預金を選ぶべき?目的別のおすすめ

短期で高金利を狙うなら

条件に合うなら、大和証券・大和ネクスト銀行の6カ月年2.00%、SBI新生銀行の3カ月年2.0%相当が候補です。ただし、前者は5,000万円以上、後者は新規口座開設やSBIハイパー預金などの条件があります。

ネットで使いやすい高金利を狙うなら

SBJ銀行の1年もの年1.35%、2年・3年もの年1.50%は、金利と使いやすさのバランスが良いです。募集総額に達した時点で終了する点には注意しましょう。

3年から5年で金利を固定したいなら

三井住友信託銀行、SBJ銀行、ソニー銀行、SBI新生銀行が候補です。5年ものでは年1.50%を超える商品も出ていますが、今後の金利上昇に追随できなくなる点は理解しておきたいところです。

1年以内に使う予定があるお金なら

無理に長期の定期預金へ入れず、6カ月ものや1年ものを中心に比較しましょう。定期預金の仕組みや満期の選び方は、Money Lifehackの定期預金とはどんな預金?定期預金の仕組みと預け方と満期の選び方のコツも参考になります。

定期預金と個人向け国債はどちらがよい?

金利上昇局面では、定期預金だけでなく個人向け国債も比較対象になります。定期預金は預入時点の金利が満期まで固定される一方、個人向け国債の変動10年は半年ごとに金利が見直されます。

「今の高金利を固定したい」なら定期預金、「今後さらに金利が上がるかもしれない」と考えるなら個人向け国債も候補です。違いを確認したい方は、Money Lifehackの個人向け国債のメリット・デメリットと金利を徹底解説も合わせて読むと判断しやすいです。

定期預金を選ぶときの注意点

  • 金利は年利表示。6カ月や3カ月の商品は、表示金利がそのまま受取利息になるわけではありません。
  • 税金は20.315%。個人の預金利息には原則として復興特別所得税を含む20.315%が課税されます。
  • 中途解約は不利。満期前に解約すると、所定の中途解約利率が適用されます。
  • 預金保険は1金融機関ごとに元本1,000万円とその利息まで。高額を預ける場合は金融機関の分散も検討しましょう。
  • キャンペーンは早期終了がある。募集総額に達した場合や金融情勢の変化で、条件が変わることがあります。

まとめ:2026年5月は「高金利だが条件確認」が大事

2026年5月の定期預金は、年1%台のキャンペーンが珍しくなくなってきました。最高金利だけなら大和証券・大和ネクスト銀行やSBI新生銀行の新規向けキャンペーンが強いですが、条件はかなり限定されます。

多くの人にとって現実的に比較しやすいのは、SBJ銀行、三井住友信託銀行、ソニー銀行、SBI新生銀行、UI銀行、楽天銀行あたりです。金利だけで飛びつかず、預入期間、最低預入額、上限額、キャンペーン終了条件、中途解約の扱いを確認したうえで選びましょう。

生活防衛資金や近いうちに使うお金は無理に長期固定せず、余裕資金を期間別に分けて預けるのがおすすめです。

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高山一郎
高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。