2019年6月3日時点のネットバンクの普通預金や定期預金の金利情報をまとめます。
今月も定期預金金利は特に動きなし、というか定期預金に対するキャンペーンもほとんどない状態で、特筆すべき情報がないです。
今月は素直に余剰資金は金利高めの普通預金に預けておくのが一番良さそうです。
普通預金部門ランキング
GMOあおぞらネット銀行が最強です。金利水準は他行を大きく引き離しています。給与振込みがある人なら、東京スター銀行もいいかもしれませんね。
1位:イオン銀行普通預金 0.05-0.15%
2位:GMOあおぞらネット銀行 0.11%
3位:楽天銀行 マネーブリッジ 0.10%
3位:東京スター銀行(給与振込特典) 0.10%
イオン銀行は、同行のMyステージというイオン系サービスの利用状況に応じて金利が0.05%~0.15%まで変動するランク制となっています。
イオンでお買い物が月に2~3万円以上ある方ならプラチナステージ(0.15%金利)も十分に狙えます。イオンユーザーならイオン銀行がおすすめです。
なお、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行は、それぞれグループのネット証券の口座を開設し、預金口座を連携させることで上記特典金利となります。もちろん、証券口座の開設・利用に費用は掛かりません。
東京スター銀行は同行を給与振込口座に設定しておけば自動的に特典金利の対象となりますので、こっちも楽ちんですね。
定期預金部門ランキング
定期預金の金利は正直いって全く期待できません。イオン銀行やGMOあおぞらネット銀行の「普通預金金利>定期預金金利」といった状況です。0.1%を割るような定期預金は価値ゼロです。
現在の状況で定期預金として預けている意味は薄いですね。
3ヶ月満期定期預金
1位:東京スター銀行 0.025%
2位:楽天銀行 0.02%
2位:ジャパンネット銀行 0.02%
6ヶ月満期定期預金
1位:GMOあおぞらネット銀行 0.03%
2位:住信SBIネット銀行 0.02%
3位:イオン銀行 0.02%
1年満期定期預金
1位:GMOあおぞらネット銀行 0.03%
1位:楽天銀行 0.03%
3位:ジャパンネット銀行 0.02%
3年満期定期預金
1位:大和ネクスト銀行 0.10%
2位:楽天銀行 0.03%
3位:セブン銀行 0.02%
※リンク先はネットバンクの比較サイト(詳細情報)となっています。各銀行のサービスや手数料、金利状況などはリンク先でご確認ください。
番外編:短期定期預金シリーズ
通常の定期預金の期間と比べてかなり短い、短期の定期預金金利です。最近では金利の引き下げが続いており、利用価値は低いです。
こちらに預けるくらいなら今のところ、イオン銀行(0.05%~0.15%)やGMOあおぞらネット銀行の普通預金(コネクト口座)が0.11%なのでそちらの方が有利です。
>>新生銀行 2週間満期預金 0.03%
6月も高金利系普通預金がおすすめ
定期預金の金利に全く魅力がない状況です。
定期預金よりも金利が高めの普通預金を使ったほうがよいかと思われます。高金利系の普通預金は文中でも紹介したように、下手な定期預金よりも金利が高めです。
イオンユーザーの方なら、イオン銀行がいいですね。ゴールドステージで0.1%、プラチナステージなら0.15%になります。色々条件がありますが、イオンでよくお買い物をするならイオンカードとWAONでお買い物をするようにすれば、結構条件は緩めです。
>>イオン銀行公式ホームページ
※イオン銀行はイオンカードセレクト(キャッシュカード一体型クレジットカード・年会費無料)の申込が必要になります。
証券会社に口座を開設しても良いと思うなら、GMOあおぞらネット銀行か楽天銀行ですね。投資をするつもりがない(金利目当て)であればGMOあおぞらネット銀行が金利が高くておすすめです。
実際に投資までするつもりなら、「楽天銀行」+「楽天証券」を推します。楽天ポイントも貯まりますしね。
ちなみに、「楽天カード」も組み合わせて楽天3兄弟を使えば、楽天ポイントを使ってメチャクチャお得な運用が可能です。
いや、証券会社に口座開設なんてしたくない……という方なら、東京スター銀行も良いです。給与振込口座に指定するだけでOKで特に手続き不要です。ちなみに、東京スター銀行は東京の地銀ですが、ネット口座は全国対応です。
2019年6月の定期預金は活用はこんなところですかね。