貯金・預金

2015年4月度 ネットバンク定期預金金利ランキング

ranking-bank2015年4月7日調査時点のネットバンクの定期預金金利のランキングを発表します。定期預金金利は多くが先月と比べて同水準となっています。特にキャンペーンなども実施されず、ちょっとさみしい感じになっています。また、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金の金利が引き下げられるなど有利な預金の金利水準が下がるなどあまり良くない預金環境になっています。

普通預金部門ランキング

イオン銀行の普通預金がもっとも高い水準ですね。むしろ、この普通預金に預けておくと言うのがもっとも現実的かつ効率的な運用方法と言えるかもしれません。一方の住信のハイブリッド預金の金利が0.08%とわずかに下落したのがちょっと痛いです。

1位:イオン銀行普通預金 0.12%(+0.00%)
2位:楽天銀行 マネーブリッジ 0.10%(+0.00%)
3位:住信SBIネット銀行 SBIハイブリッド預金 0.08%(-0.02%)

 

定期預金部門ランキング

預金金利は変わらず、といった状況です。

3ヶ月満期定期預金
1位:じぶん銀行 0.40%(+0.00%・新規口座開設者キャンペーン含む)
2位:大和ネクスト銀行 0.10%(+0.00%)
3位:住信SBIネット銀行 0.07%(+0.00%)

6ヶ月満期定期預金

1位:東京スター銀行 0.20%(+0.00%)
1位:住信SBIネット銀行 0.20%(+0.00%)
3位:ソニー銀行 0.10%(+0.00%)

1年満期定期預金
1位:住信SBIネット銀行 0.20%(+0.00%)
1位:楽天銀行 0.20%(+0.08%)
3位:ソニー銀行 0.10%(+0.00%)

3年満期定期預金
1位:楽天銀行 0.17%(+0.00%)
1位:イオン銀行 0.17%(+0.00%)
3位:セブン銀行 0.14%(+0.00%)

※リンク先はネットバンクの比較サイト(詳細情報)となっています。各銀行のサービスや手数料、金利状況などはリンク先でご確認ください。

 

番外編:短期定期預金シリーズ
通常の定期預金の期間と比べてかなり短い、短期の定期預金金利です。東京スター銀行は満期1週間、新生銀行は満期2週間と短い期間にも関わらずそれなりに高い金利が提供されています。定期預金の金利が低い現状では相対的におすすめの定期預金です。
ただ、両行ともに金利が低く抑えられている状況で、この金利水準ならイオン銀行の普通預金0.12%に預けておく方が有利です。

>>東京スター銀行 スターワン1週間満期預金 0.10%(+0.00%)
>>新生銀行 2週間満期預金 0.10%(+0.00%)

とりあえず、使う予定がないお金やいまの低金利の定期預金には預けたくないという方はこうした預金を利用すると良いかもしれません。

 

預金金利は改悪が続く

前々月に新生銀行と東京スター銀行の短期定期預金の金利が0.15%から0.10%に引き下げられたと思ったら、今度は住信SBIネット銀行のハイブリッド預金が0.10%から0.08%へと改悪されました(利下げは2012年12月10日以来)。

株式市場は日経平均が2万円台に迫ろうと好調な状況を続けており調子が良い一方で、定期預金や国債のような安全運用を志向している方にとってはあまり良くない環境が続いています。

日銀の金融緩和は今後も継続する見通しで短期的に預金金利が大きく上昇していくような環境はあまり想像しにくい状況です。

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高山一郎
高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。