2014年4月1日時点の各ネットバンクの定期預金、普通預金の金利ランキングです。消費税率も変わり家計負担は増加しましたが、肝心の預金金利の方はほとんど小動きです。金利キャンペーンも終了したネット銀行も多く、さほど長期の運用には向きません。先月と同様に短期の定期預金で高金利タイプのものを狙うと良いかと思います。
普通預金部門ランキング
普通預金の金利は前月比変わらずという水準です。
1位：住信ＳＢＩネット銀行 ＳＢＩハイブリッド預金 0.10％（＋0.00％）
1位：楽天銀行 マネーブリッジ 0.10％（＋0.00％）
3位：大和ネクスト銀行：0.08%（＋0.00％）
定期預金部門ランキング
定期預金金利では、じぶん銀行の新規口座開設者向けのキャンペーンや、住信SBIネット銀行などの短期の定期預金金利は比較的高めですが、1年超の定期預金に関してはかなり渋い印象です。なんとかしてもらいたいところですよね。
3ヶ月満期定期預金
1位：じぶん銀行 0.55％（新規口座開設者のみのボーナス金利）
2位：住信SBIネット銀行 0.40％（+0.00％）
3位：大和ネクスト銀行 0.10％（+0.00％）
6ヶ月満期定期預金
1位：オリックス銀行 0.25％（+0.00％）
2位：大和ネクスト銀行 021％（+0.00％）
3位：住信SBIネット銀行 0.20％（+0.00％）
1年満期定期預金
1位：オリックス銀行 0.27％（-0.08％）
2位：住信SBIネット銀行 0.25％（＋0.00％）
3位：じぶん銀行 0.13％（new）
3年満期定期預金
1位：オリックス銀行 0.27％（-0.08％）
2位：楽天銀行 0.17％（＋0.00％）
3位：大和ネクスト銀行 0.17％（＋0.00％）
番外編：短期定期預金シリーズ
通常の定期預金の期間と比べてかなり短い、短期の定期預金金利です。前月比変わらずの0.15％です。定期預金の金利が低い現状では相対的に高い金利であるといえます。
新生銀行 2週間満期預金 0.15％（＋0.00％）
※リンク先はネットバンクの比較サイト（詳細情報）となっています。各銀行のサービスや手数料、金利状況などはリンク先でご確認ください。
長期の定期預金よりも短期の定期預金の金利の方が高い「逆イールド」という状態が続いています。
一般的には長期の定期預金の方が金利は高くてしかるべきなのですが、目先の金利について先安感を各銀行とも持っていると言えるのでしょう。
運用方法としては、長期間こんな低金利で運用するわけにはいかないので、短期の定期預金や2週間満期預金などがお勧めといえます。
特に、3カ月満期の定期はじぶん銀行の0.55％や住信SBIネット銀行の0.40％などのように近年の金利設定でも高めなので活用されると良いかと思います。
