ふるさと納税を行うにあたって利用できる寄付サイト(寄付ポータルサイト)。2016年くらいからいろいろなサイトが乱立していますが、そんな寄付サイトの中でも最強の呼び声が高いのが「楽天ふるさと納税」です。
楽天市場というショッピングモールの中でショッピング感覚で寄付できるうえ、楽天市場のポイントキャンペーンや楽天カードなどの特典を併用すれば、ふるさと納税のお礼の品だけでなく、寄附額の10%を超える楽天ポイント還元も容易です。
今回はそんな還元率最強の楽天ふるさと納税のメリットの紹介はもちろんですが、欠点(デメリット)についても深く掘り下げていきます。
楽天市場で買い物するのと同じ感覚で寄付できる
一番大きな強みというのはこの部分かもしれません。
楽天市場で買い物をしたことがある人なら、それと同じ感覚でふるさと納税(寄付)をすることができます。新しい会員登録は不要で、使い慣れた通販(ネットショッピング)と同じように寄付ができてしまうわけです。
ふるさと納税の仕組み自体はそんなに難しいものではありませんが、寄附とか難しいなぁと思っている人にとっては使いやすいと思います。
ポイント還元が楽天市場と同じで適用される
楽天ふるさと納税の場合、ポイント還元等は楽天市場と同じ扱いになります。
通常で1%分のポイントが還元されるだけでなく、ふるさと納税に積極的な自治体はポイント5倍(5%還元)や10倍(10%還元)とかもやっています。
さらに、これだけでなく、「楽天市場のキャンペーン」も同じように適用されるんです。
楽天市場を活用されている方はご存知の方も多いと思いますが、楽天ではお買い物に対していろいろなキャンペーンをやっています。
- スーパーセール、お買い物マラソン:買い回りで最大10倍
- ポイントバック祭:購入金額で最大10倍
- SPU(スーパーポイントアッププログラム)の利用:最大14倍
- プロ野球やJリーグ、海外サッカーの勝利:最大4倍
ってな感じです。イベント的に(1)と(2)が併用されることはないですが、他は併用できます。なんで、こうした楽天のキャンペーンを活用すれば10%還元は「当たり前」みたいなレベルでポイントがもらえます。
ふるさと納税寄付サイトの中でも最高還元
他にもふるさと納税の寄付サイトでポイント還元のようなサービスをしているところもありますが、高くても1~2%程度です。それと比べて10%台の還元というのは楽天ふるさと納税だけです。
寄付サイトの中でも最強と呼ばれる所以はこのポイント還元にあります。
ふるさと納税では最低自己負担額として2000円がありますが、仮に10%還元とした場合、2万円以上寄付をしたら、その最低自己負担も実質ゼロにできる計算になりますね。
楽天ふるさと納税を活用する方法
基本的に活用するは前述のキャンペーンと楽天カード(クレジットカード)ですね。
ポイントキャンペーンのタイミングを狙って寄付する
楽天市場では月に1回は必ず買い回りのイベントをやっています。10店舗買い回りで10倍になります。ときどき開催されるポイントバック祭は期間中の購入金額(総額)でポイント還元が増えます。
ふるさと納税は単価(購入金額)は大きめになることが多いと思うので、ポイントバック祭の方が有効なケースは多そうですね。
楽天カードなら2%還元、0と5のつく日なら+2%
さらに、楽天市場でのふるさと納税なら楽天カードがおすすめです。カード決済に対するポイント付与は2%になります。さらに0と5のつく日(5日、10日、15日、20日、25日、30日)なら、さらに+2%分(合計4%)のポイント還元となります。
まだ、楽天カードをお持ちでない方は「こちら」から作ることができます。
ちなみに楽天カードは申し込みをすると楽天ポイントがもらえるキャンペーンをやっています。このポイントを使ってふるさと納税(寄付)をすることも可能です。
楽天ふるさと納税のデメリット
ポイント還元に魅力のある楽天ふるさと納税のメリットはわかりましたが、デメリットや注意点はないのでしょうか?
それは「お礼の品は食品/特産品中心」といったところですね。
楽天ふるさと納税で掲載されているお礼の品は「お米」「お肉」「魚介類」「果物/野菜」「ビール等のお酒」「地域の特産品/加工食品」などが中心です。
一方で「金券類」の登録はなく、「家電製品」も少なめです。お礼の品としてこうした金券や家電類を希望する方は楽天ふるさと納税には向いていないといえるでしょう。
ただ、食品系のお礼の品で十分というのであれば、楽天ふるさと納税は、数ある寄付サイトの中でもお得度はNo1だと思います。
以上、楽天ふるさと納税を紹介しました。
実際私も複数の寄付サイトを使い分けることもありますが、メインで使っているのは、この楽天ふるさと納税ですね。お米とかは実際かなりお得だと思います。