2016年7月1日調査時点のネットバンク・銀行の定期預金金利の調査結果です。定期預金の金利水準の指標ともなる長期金利はさらに低下しており、預金金利に対してもマイナスの圧力となります。ただ、いずれにしてもこれ以上下がりようがないという水準まで低下しているので影響は軽微です。
ある程度の金利が見込めるのはネットバンクが実施する夏のボーナス金利キャンペーンのようなキャンペーン金利のみとなっています、今月はソニー銀行が頑張っている感じです。
普通預金部門ランキング
イオン銀行の普通預金と楽天銀行の普通預金(マネーブリッジ)が高い金利水準となっており、それ以外はほぼ全滅の状況となっています。
イオン銀行の場合はイオンカードセレクト(年会費無料クレジットカード)が必要となっており、楽天銀行の場合は楽天証券の口座が必要です。普通預金として寝かせておくならどちがが自分に合っているかを考えてチョイスしましょう。
個人的には0.02%でも金利が高いイオン銀行がやっぱりおすすめです。
1位:イオン銀行普通預金 0.12%(+0.00%)
2位:楽天銀行 マネーブリッジ 0.10%(+0.00%)
3位:住信SBIネット銀行 SBIハイブリッド預金 0.01%(+0.00%)
定期預金部門ランキング
ソニー銀行と住信SBIネット銀行が6か月満期、1年満期の両方でキャンペーン金利を始めています。静岡銀行インターネット支店のウルトラ定期は継続募集中となっています。
3ヶ月満期定期預金
1位:新生銀行 0.50%(+0.00%:新規口座開設者限定)
1位:イオン銀行 0.05%(+0.00%)
2位:じぶん銀行 0.04%(+0.00%) auユーザーは金利+0.1%
6ヶ月満期定期預金
1位:ソニー銀行 0.20%(+0.05%)
2位:住信SBIネット銀行 0.15%(+0.12%)
3位:イオン銀行 0.07%(+0.00%)
1年満期定期預金
1位:静岡銀行インターネット支店 0.22%(+0.00%)
2位:ソニー銀行 0.20%(+0.05%)
3位:住信SBIネット銀行 0.15%(new)
3年満期定期預金
1位:イオン銀行 0.10%(+0.00%)
2位:楽天銀行 0.05%(+0.00%)
3位:セブン銀行 0.04%(+0.00%)
※リンク先はネットバンクの比較サイト(詳細情報)となっています。各銀行のサービスや手数料、金利状況などはリンク先でご確認ください。
番外編:短期定期預金シリーズ
通常の定期預金の期間と比べてかなり短い、短期の定期預金金利です。最近では金利の引き下げが続き、こちらに預けるくらいなら今のところ、イオン銀行普通預金が0.12%なのでそちらの方が有利です。
>>新生銀行 2週間満期預金 0.05%(+0.00%)
今後も定期預金の金利はキャンペーン以外期待できない
全体的な金利水準は今後も当面の間は上がらないはずです。
その一方でここからの引き下げ余地はそこまで大きくありません。いくらマイナス金利が進んだとしても銀行が個人預金口座に対してマイナス金利を課すとは思えないからです。
私たちが有利に運用するというのであれば、やはりキャンペーン金利を活用するというのが基本的な方針となりそうです。
今月だとやっぱり静岡銀行インターネット支店」あたりがやっぱり金利が高くてお勧めです。次点でソニー銀行でしょうか。
また、無難におすすめなのがイオン銀行の普通預金金利0.12%ですかね。こちらは普通預金なのでいつでも入出金が可能になっています。
以上、2016年7月のネットバンク定期預金金利ランキングでした。