2015年5月1日調査時点のネットバンクの定期預金金利のランキングを発表します。預金金利は全体的に動きなしですが、金利が高めだった住信SBIネット銀行が全体的に金利を引き下げるなど、預金金利環境はますます悪化している状況です。キャンペーン金利などは高い銀行もありますので上手に活用しましょう。
普通預金部門ランキング
イオン銀行の普通預金がもっとも高い水準ですね。むしろ、この普通預金に預けておくと言うのがもっとも現実的かつ効率的な運用方法と言えるかもしれません。
1位:イオン銀行普通預金 0.12%(+0.00%)
2位:楽天銀行 マネーブリッジ 0.10%(+0.00%)
3位:住信SBIネット銀行 SBIハイブリッド預金 0.08%(+0.00%)
定期預金部門ランキング
預金金利は変わらず、といった状況です。ちなみに、1位のじぶん銀行。auユーザーの場合、プレミアムバンク for auに登録でき、その場合は金利が0.55%にアップします。
新生銀行の6カ月満期も新規の方眼底ですが、金利が高めです。
3ヶ月満期定期預金
1位:じぶん銀行 0.40%(+0.00%・新規口座開設者キャンペーン含む)
2位:大和ネクスト銀行 0.10%(+0.00%)
3位:楽天銀行 0.08%(+0.00%)
6ヶ月満期定期預金
1位:新生銀行 0.50%(new:新規口座開設者限定)
2位:東京スター銀行 0.20%(+0.00%)
3位:ソニー銀行 0.10%(+0.00%)
1年満期定期預金
1位:楽天銀行 0.12%(-0.08%)
1位:イオン銀行 0.12%(+0.00%)
3位:ソニー銀行 0.10%(+0.00%)
3年満期定期預金
1位:楽天銀行 0.17%(+0.00%)
1位:イオン銀行 0.17%(+0.00%)
3位:セブン銀行 0.14%(+0.00%)
※リンク先はネットバンクの比較サイト(詳細情報)となっています。各銀行のサービスや手数料、金利状況などはリンク先でご確認ください。
番外編:短期定期預金シリーズ
通常の定期預金の期間と比べてかなり短い、短期の定期預金金利です。東京スター銀行は満期1週間、新生銀行は満期2週間と短い期間にも関わらずそれなりに高い金利が提供されています。定期預金の金利が低い現状では相対的におすすめの定期預金です。
>>東京スター銀行 スターワン1週間満期預金 0.10%(+0.00%)
>>新生銀行 2週間満期預金 0.10%(+0.00%)
それなりに有利でしたが、金利の引き下げが続き、こちらに預けるくらいなら今のところ、イオン銀行普通預金が0.12%なのでそちらの方が有利です。
引き続き預金金利の低下傾向は続く
株式市場は日経平均が一時2万円を突破するなど好調な一方で、日銀による異次元緩和は安定運用マーケットにかなりのダメージを与えており、運用の余地が少なくなっています。
先日行われた日銀の会合でも物価上昇目標の達成時期を遅らせる発言がでるなど、今後も低金利政策は継続される見込みです。当面は預金による運用は厳しいと言わざるをえません。
運用方法としては、短期定期預金やキャンペーン金利などを活用する方法がお勧めと言えるでしょう。