平成25年9月5日(木)~9月30日(月)の間で募集されている個人向け国債の発行条件等が決定しました。前回発行の6月分と比較すると金利面は若干下がった形となっています。個人向け国債の利率の基となる長期金利が直近落ち着いた動きとなっていることが原因です。
それでは具体的な金利やキャンペーンをみていきましょう。
2013年9月募集分の金利はやや低下
今月募集の3年満期、5年満期、10年満期のそれぞれの国債金利は下記のとおりです。なお、3年満期、5年満期は固定金利、10年満期は半年ごとに金利が見直される変動金利となっています。
3年固定:0.12%(-0.02%)
5年固定:0.24%(-0.06%)
10年変動:0.51%(-0.06%)
()は前回発行分との金利比較です。3年満期、5年満期、10年満期は2013年6月募集分との比較となります。
前回と比べると金利はやや下落している状況です。2013年9月の定期預金金利と比較すると、10年変動以外はあまり優位性はないように感じます。
特に3年固定は無意味で、住信SBIネット銀行の3年定期預金の金利は0.35%なので、5年個人向け国債よりも高い利率となっています。3年、5年の個人向け国債を買うくらいなら住信で定期予期を入れた方がまだマシです。
10年変動金利の個人向け国債については十分な投資価値があります。
直近は長期金利は追いついていますが、長期的なインフレによる金利上昇リスクをヘッジするという意味合いでは変動金利の個人向け国債(10年)は魅力的といえるでしょう。
個人向け国債の投資キャンペーンについて
個人向け国債は投資キャンペーンをやっている証券会社で買うのがお得です。
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