保険・年金

SBI証券のiDeCoにおけるセレクトプランとは何か?既存コースとの違いや切り替えの方法

iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)において大きなシェアを誇っているネット証券のSBI証券。こちらが、iDeCoに関する新プランとしてセレクトプランというものを2018年11月からスタートさせます。

iDeCo(個人型確定拠出年金)は法令によって設定できる投資信託に上限ができました。SBI証券は古くからiDeCoのサービスを提供している関係でこの制限を超えていました。その制限に対応するために搭乗したのが「セレクトプラン」です。

いったいどんなコース(サービス)なのかを詳しく見ていきましょう。

違いは取り扱っている投資信託の差

サービス内容(手数料等)は従来のSBI証券のiDeCoと同じです。

大きな違いは取り扱っている投資信託の違いです。2018年5月にDC法が改正されたことで、iDeCoの運用についていくつかのルールができました。

その中で運用商品提供数は35本までというルールができたのです。一定の移行期間はありますが、35本を超える運用商品を扱っているiDeCoは本数を減らしていく必要があるわけです。

SBI証券では65本の投資信託を扱っていたため、上限を超えてしまいます。その苦肉の策として用意したのが、iDeCo(イデコ)のサービスを分割するというものです。これがセレクトプラン登場の裏側ですね。

それによって現行のiDeCoは「オリジナルプラン」となります。

SBI証券のiDeCoはオリジナルプランとセレクトプランのどちがいい?

オリジナルプランはSBI証券が2005年からサービスを開始しているロングランのiDeCo口座となっています。今後は、コストや運用実績などを踏まえて、運用商品の見直しが行われ、35本に絞りこまれます。

すでに上限をこえているオリジナルプランは今後、新しく投信のラインナップを増やす余地はないでしょう。一方で投資信託業界はいま、コスト競争が吹き荒れています。

特にインデックスファンドを中心に低コストタイプが次々と登場しています。そうした中で、SBI証券のイデコその2である「セレクトプラン」はそうした低コスト運用されているファンドを多数扱えています。

どちらがいい?と言われたら、個人的にはセレクトプランを選択するほうがよいと思っています。

セレクトプランのインデックスファンド

セレクトプランが取り扱うインデックスファンドは以下の通りです。国内株、世界株、先進国株、新興国株、国内REIT、海外REIT、国内債券、先進国債券、新興国債券、バランスファンドと幅広いラインナップがあります。

  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
  • SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • EXE-i グローバル中小型株式ファンド
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • iFree NYダウ・インデックス
  • インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド
  • 三井住友・DC外国リートインデックスファンド
  • eMAXIS Slim 国内債券インデックス
  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)
  • iFree 新興国債券インデックス
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

いずれもローコストなファンドで、インデックス投資家も満足できるくないようです。

セレクトプランのアクティブファンド

続いてはアクティブファンドです。より積極的な投資で高いリターンを目指しますが、インデックスファンドと比べて運用コストが高いです。そのため、最終的なリターンがインデックスファンドを上回る保証はありません。

  • ひふみ年金
  • つみたて椿
  • SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>(愛称:jrevive<DC年金>)
  • セゾン資産形成の達人ファンド
  • 農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド
  • ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)
  • 朝日Nvestグローバルバリュー株オープン(愛称:Avest-E)
  • ハーベスト アジア フロンティア株式ファンド
  • SBI-PIMCO 世界債券アクティブファンド(DC)
  • iFree 年金バランス
  • SBIグローバル・バランス・ファンド
  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

また、以下のような商品もあります。

  • 三菱UFJ純金ファンド(愛称:ファインゴールド)
  • セレブライフ・ストーリー(ターゲットイヤー)
  • あおぞらDC定期(1年)

オリジナルプランからセレクトプランへの乗り換えについて

可能です。プラン変更という形になります。手数料等も一切かかりませんので、サービスが開始されたら、既存のオリジナルプランからセレクトプランへ切り替える投資家も多そうです。

ただし、プラン切り替えの場合は、掛金の拠出に関してずれが生じる可能性があります。

プラン変更にあたっては、現在加入または運用指図いただいているプランの資産を全売却し現金化した上で、資産の移換を行います。なお、資産の移換には2~3カ月程度を要する予定です。詳しくは、プラン変更時に当社からお送りする資料をご確認ください。

とSBI証券はプレスリリース内で説明しており、少し時間がかかる可能性があるそうです。

なお、プラン変更等の手続きは2018年11月1日以降となります。

>>SBI証券のイデコ公式ホームページ

ABOUT ME
money-magazine
マネーマガジンの管理人です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。