貯金・預金

2015年2月度 ネットバンク定期預金金利ランキング

ranking-bank2015年2月2日調査時点のネットバンクの定期預金金利のランキングを発表します。国内の金利水準は2015年1月に長期金利(10年国債利回り)が0.1%台にまで低下するなど金利低下の動きが強まりました。こうしたことを受けて、各銀行の定期預金等の金利に対してもマイナス圧力がかかっています。
多くの銀行で今月は預金金利の引き下げが進められています。

普通預金部門ランキング

普通預金の金利は前月比変わらずとなっています。イオン銀行の普通預金がもっとも高い水準ですね。一般的な定期預金と比較しても高めですので、動かす予定が無いお金はとりあえず普通預金に預けておくというのも一つの手かもしれませんね。

1位:イオン銀行普通預金 0.12%(+0.00%)
2位:住信SBIネット銀行 SBIハイブリッド預金 0.10%(+0.00%)
2位:楽天銀行 マネーブリッジ 0.10%(+0.00%)

 

定期預金部門ランキング

各銀行ともキャンペーン金利などが終了しました。おそらく3月にかけて春のキャンペーンが始まるでしょうが、それまでは金利にも期待できませんね。

3ヶ月満期定期預金
1位:じぶん銀行 0.10%(-0.05%)
1位:大和ネクスト銀行 0.10%(+0.00%)
3位:住信SBIネット銀行 0.07%(-0.01%)

6ヶ月満期定期預金

1位:ソニー銀行 0.20%(+0.00%)
1位:東京スター銀行 0.20%(+0.00%)
1位:住信SBIネット銀行 0.20%(+0.00%)

1年満期定期預金
1位:ソニー銀行 0.20%(new)
2位:楽天銀行 0.12%(-0.18%)
2位:イオン銀行 0.12%(-0.18%)

3年満期定期預金
1位:楽天銀行 0.17%(new)
1位:イオン銀行 0.17%(-0.18%)
3位:セブン銀行 0.14%(-0.14%)

※リンク先はネットバンクの比較サイト(詳細情報)となっています。各銀行のサービスや手数料、金利状況などはリンク先でご確認ください。

 

番外編:短期定期預金シリーズ
通常の定期預金の期間と比べてかなり短い、短期の定期預金金利です。東京スター銀行は満期1週間、新生銀行は満期2週間と短い期間にも関わらずそれなりに高い金利が提供されています。定期預金の金利が低い現状では相対的におすすめの定期預金です。
なお、今月、両預金とも金利が0.05%マイナスとなりました。。。

>>東京スター銀行 スターワン1週間満期預金 0.10%(-0.05%)
>>新生銀行 2週間満期預金 0.10%(-0.05%)

とりあえず、使う予定がないお金やいまの低金利の定期預金には預けたくないという方はこうした預金を利用すると良いかもしれません。こちらより、普通預金でもイオン銀行の金利が高めですので、そうしたところを利用するのも手ですね。

 

春のキャンペーン待ちか…

金利マーケットは引き続き低金利が継続中です。
今後も大きく金利が上昇するということは短期的には期待しづらい状況と言えるでしょう。

ただ来月以降は春の預金キャンペーンなどが銀行で開催される可能性が高いです。そうしたキャンペーンを上手に活用するようにしましょう。
とりあえず金利の低い今月は「普通預金」や「○週間定期預金」などの超短期の預金に資金をプールしておきましょう。

逆に、3年満期の様な定期預金に預けるというのはあまり良い選択とは言えないと考えています。

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高山一郎
高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。