キャッシングやカードローンの繰り上げ返済に勝る資産運用はなかなかできない

cutクレジットカードやキャッシングによる借金は安くても10%程度、高い場合は18%程度もすることが多い。もしも、この利回りを「資産運用」で達成しようと思ったら相当なリスクを取らなければなりません。一般的に株式の期待リターンは5~6%程度(当然リスクがあります)と言われています。現在の無リスク投資におけるリターンは1%弱という状況を考えるとかなり「高い金利を支払っている」ということになります。

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繰上返済とは?

キャッシングやローンでお金を借りると、当然利子がつきます。
この利子はローン残高に対してかかります。繰上返済というのは通常の返済を「繰り上げて」行うことです。多くのキャッシングやカードローンではいつでもこうした返済を行うことができます。

繰上返済をするとその返済した分については以降利息がかからなくなります。

kuriage図にすると左のようになります(元利均等返済の場合)。
縦軸を月々の返済額として返済期間が横軸です。
月々の返済額に占める元金と利息の割合は線で示されています。
最初の方の利息が大きいのはそれだけ借金の残高が大きいため利息の支払いが多くなるためです。

繰上返済をすると、グレーの部分が短縮されます。結果としてグレー部分の「利息部分」相当が繰上返済による節約効果となります。

 

 

繰り上げ返済と運用

こうしたカードローンやキャッシング、クレジットカードの分割返済やリボ返済などは、最初に書いたとおり金利が高いので、この繰上返済の効果も高くなります。

もちろん、住宅ローンなどのローンでも返済による効果はあるのですが、金利が高いキャッシングやカードローンの方がより効果が高くなります。
よく、買い物などにクレジットカードの分割払いやリボ払いなどを利用しながら投資をしているという人の話を聞きますが、こうしたことは非効率です。もしも借金をしているならそちらをまず返済してから、投資を行うべきです。現時点で借金があり、何らかの投資をしているのであればまずは売却返済に回すべきだと言えるでしょう。売却するべきものの中には学資保険や年金保険といった保険も含まれます。保険の場合は途中で解約すると「損」になるものが多いですが、キャッシングやカードローンなどの借金が数カ月程度で完済できるようなものではなく、日常化しているというのであれば迷わず解約するべきだと思います。確かに保険の途中解約は損ですが、その損よりもカードローン・キャッシングの利払いを続けることによる損の方が大きいはずです。そもそも、こうした借金をするというのであれば、日々の生活費が困窮している可能性も高いはずです。保険料の支払いも含めて一度、家計を徹底的に見直すことが大切です。
ちなみに、保険については「生命保険をシンプルに見直すテクニック」でも記事にしているので参考にしてください。

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