2016年10月1日時点の住宅ローン金利を比較していきます。今月も金利は上昇するかと思いましたが、ローン金利の動きは各銀行ごとにマチマチという状況で金利引き上げとした銀行もあれば引き下げに動いた銀行もありました。
金利全体としては引き続き低い水準にあり、住宅ローンの利用や借り換えローンを検討している方には良い地合いが続いていますね。
※掲載している住宅ローン金利は店頭金利ではなく、引き下げ後の金利を掲載しています。また、固定金利住宅ローンの金利優遇については「一定期間タイプ」の優遇金利を元に掲載しております。なお、団信別、保証料が必要な銀行については金利横に注記を入れております。
変動金利住宅ローンランキング
新生銀行が大幅に金利を引き下げており、ごぼう抜きで1位になりました。
1位:新生銀行住宅ローン 0.45%(new)
2位:じぶん銀行住宅ローン 0.497%(+0.00%)
2位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 0.497%(+0.00%)
※住信SBIネット銀行は頭金20%以上の場合の金利水準
固定金利住宅ローンランキング
固定金利は銀行によって対応がまちまちです。金利引き下げに動いた住信SBIネット銀行とは対照的にソニー銀行は金利引き上げを行っています。
5年固定金利編
1位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 0.44%(-0.01%)
1位:イオン銀行 住宅ローン 0.50%(+0.00%)
3位:ソニー銀行 住宅ローン 0.80% (+0.10%)
10年固定金利編
1位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 0.50%(-0.02%)
2位:じぶん銀行住宅ローン 0.51%(+0.00%)
3位:イオン銀行 住宅ローン 0.79%(+0.00%)
35年固定金利編
1位:フラット35(楽天銀行) 1.06%(+0.04%)・・団信加算後:1.36%
2位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 1.15%(+0.00%)
3位:ソニー銀行 住宅ローン 1.301%(+0.251%)
※ソニー銀行の金利は10%以上の頭金を入れた場合の金利となっております。なお、「保証料」が必要となる住宅ローンの場合には金利に+0.2%を 上乗せしております。また、団信(団体信用生命保険)のない住宅ローン(フラット35など)については、金利に+0.3%を加算しております。
<<フラット35Sについて>>
省エネなどの基準を満たしたフラット35S対象物件の場合には、5年または10年間、上記金利より金利が-0.3%されます。基準を満たす必要はあります が、満たせる住宅であればかなり有利に住宅ローンを組めます。なお、フラット35Sについては年間の予算がありますのでご注意ください。
※各銀行のリンク先は住宅ローン比較.comの比較ページです。各銀行の手数料やサービス内容なども参考にしてみてください。
今後の住宅ローン金利の予想について
現在の状況は今後1年程度の流れにおいて当面大きく変わることは無いでしょう。多少の金利上下はあるにしてもおそらくは低い水準での限られた範囲でのローン金利の推移となるかと思います。