消費税増税後。初となる住宅ローン金利となります。2013年4月1日調査の主要銀行の住宅ローン金利を比較、ランキングしています。金利水準は小動きです。ただし、ネット銀行系以外(都市銀行系)の住宅ローンは金利水準を引き上げており、ますますネット銀行の優位性が上昇してきているようです。
※掲載している住宅ローン金利は店頭金利ではなく、引き下げ後の金利を掲載しています。
変動金利住宅ローンランキング
変動金利の住宅ローンは相変わらずの低水準。変更はありません。
1位:ソニー銀行 変動セレクト住宅ローン 0.599%(+0.00%)
2位:住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 0.65%(+0.00%)
3位:イオン銀行 変動金利住宅ローン 0.77%(+0.00%)
固定金利住宅ローンランキング
固定金利は長期の固定金利は引き下げ、短期の固定金利はやや引き上げといった状況になっているようです。特に利用者層が多いと言われている10年固定金利はやや引き上げとなっている模様です。
5年固定金利編
1位:住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 0.79%(+0.00%)
2位:ソニー銀行 住宅ローン 0.961% (+0.007%)
3位:イオン銀行 住宅ローン 1.000%(+0.00%)
10年固定金利編
1位:住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 1.25%(+0.05%)
2位:イオン銀行 住宅ローン 1.25%(+0.00%)
3位:ソニー銀行 住宅ローン 1.422%(+0.016%)
35年固定金利編
1位:フラット35(楽天銀行) 1.75%(+0.01%)・・団信加算後:2.05%
2位:住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 2.05%(-0.24%)
3位:ソニー銀行 住宅ローン 2.330%(-0.027%)
なお、「保証料」が必要となる住宅ローンの場合には金利に+0.2%を上乗せしております。
また、団信(団体信用生命保険)のない住宅ローン(フラット35など)については、金利に+0.3%を加算しております。
2014年、今後の住宅ローン金利タイプの選び方
あくまでも管理人の考えです。参考情報にどうぞ。
今月より消費税が増税となり、住宅購入に対しては一定の買い控えがおこるものと想定されています。
その一方で住宅に関しては「すまい給付金の新設」や「住宅ローン減税の拡大」といった制度変更もあり、これらをあえて待っていたという方も一定数はいらっしゃることかと思います。
一方金利面はどうかというと、しばらくは現状の低金利が続くものと予想されています。ただし、長期的にはインフレによる金利上昇がおこる可能性も否定できないため、金利タイプの選択については固定金利を中心とした選択をお勧めしています。