2013年8月1日調査時点での各銀行の住宅ローンの金利を比較しています。先月、先々月あたりは住宅ローン金利が上昇しており、今後も金利は上昇するのでは?とみられていましたが金利市場も落ち着き、今月は住宅ローン金利も引き下げとなった銀行も多いようです。来月末が消費税増税前に家を買えるチャンスの一つの節目となることから、しっかり確認して有利な銀行でローンを組めるようにしましょう。
※掲載している住宅ローン金利は店頭金利ではなく、引き下げ後の金利を掲載しています。
変動金利住宅ローンランキング
変動金利タイプでは、今月は「イオン銀行」が1年固定をやめて変動金利タイプとして参入してきました。金利は他のネットバンク系を抜いてきました。ソニー銀行が先月よりも金利をわずかに引き下げて金利を更新してきました。他は据え置きとなっているところが多いですね。
1位:イオン銀行 変動金利住宅ローン 0.77%(new)
2位:ソニー銀行 変動セレクト住宅ローン 0.787%(+0.00%)
3位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 0.865%(+0.00%)
固定金利住宅ローンランキング
固定金利については先月と比較して、長期の固定金利が下がってきた感じです。フラット35では最低金利が2%を再び切っています。長期固定金利を狙っている方はおすすめですね。
5年固定金利編
1位:イオン銀行 住宅ローン 1.000%(+0.00%)
2位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 1.04%(-0.07%)
3位:ソニー銀行 住宅ローン 1.173% (-0.026%)
10年固定金利編
1位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 1.35%(-0.8%)
2位:イオン銀行 住宅ローン 1.35%(+0.10%)
3位:ソニー銀行 住宅ローン 1.640%(+0.00%)
35年固定金利編
1位:フラット35(楽天銀行) 1.99%(-0.06%)
2位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 2.44%(-0.05%)
3位:新生銀行 パワースマート住宅ローン 2.60%(new)
ローン金利に対する先高感はやや一服といったところです。今月、来月にかけては消費増税前の駆け込み需要がでやすい状況となっているので、各銀行も優遇幅の拡大などが期待できる状況といえます。
2013年、今後の住宅ローン金利タイプの選び方
あくまでも管理人の考えです。参考情報にどうぞ。
金利タイプとしては引き続き「固定金利」を推奨してます。ただし、10年くらいの短期で繰上返済を利用しつつ短期完済を計画しているという方は短めの固定期間のものや変動金利でもリスク的に対応できないことはないかと思います。
また、ミックスローン(2種類以上の住宅ローンの組み合わせ)のように固定金利と変動金利を組み合わせておくというのも一つの選択肢といえそうです。