2013 年10月1日に調査した主要銀行の住宅ローン金利を比較・ランキングしています。今月のローン金利は長期金利水準は落ち着き(下落)したことを受けて、金利は引き下げ傾向にあります。9月末で消費税増税前の需要についてはひと段落したかと思いますが、今月も引き続き金利は低く、住宅購入予定者にとってはうれしい状況といえますね。
※掲載している住宅ローン金利は店頭金利ではなく、引き下げ後の金利を掲載しています。
変動金利住宅ローンランキング
先月ソニー銀行が変動金利を大きく引き下げましたが、これに追随して住信SBIネット銀行も引き下げました。2カ月連続の引き下げとなります。
1位:ソニー銀行 変動セレクト住宅ローン 0.699%(+0.00%)
2位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 0.795%(-0.02%)
3位:イオン銀行 変動金利住宅ローン 0.77%(+0.00%)
固定金利住宅ローンランキング
住信SBIネット銀行や新生銀行、フラット35(楽天銀行)は引き下げ。一方でソニー銀行だけはなぜか固定金利を若干引き上げております。
5年固定金利編
1位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 0.88%(-0.05%)
2位:イオン銀行 住宅ローン 1.000%(+0.00%)
3位:ソニー銀行 住宅ローン 1.126% (+0.034%)
10年固定金利編
1位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 1.20%(-0.05%)
2位:イオン銀行 住宅ローン 1.35%(+0.00%)
3位:ソニー銀行 住宅ローン 1.599%(+0.02%)
35年固定金利編
1位:フラット35(楽天銀行) 1.93%(-0.01%)
2位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 2.29%(-0.10%)
3位:新生銀行 パワースマート住宅ローン 2.60%(+0.00%)
住宅ローン金利は再び過去最低を伺う状況となっております。上記のネット系の住宅ローンでなくても都市銀行や地銀なども住宅ローンに力を入れており、消耗戦の様相を示しており今後もローン金利は低下圧力が強そうです。
2013年、今後の住宅ローン金利タイプの選び方
あくまでも管理人の考えです。参考情報にどうぞ。
引き続き、将来的な金利上昇リスクに対しては備えが必要だと思っています。10年程度のごく短期でのローン利用を検討している方以外については、借りるローンの一部は固定金利で借りるようにして金利上昇リスクに備えるようにすることが大切かと思います。
最近は1年固定、2年固定といったような超短期の固定金利タイプも出ていますが、これらは見た目の金利は安くても固定期間終了後の金利優遇幅が小さくなっているケースも見られるので利用はご注意ください。