2014年2月5日に調査した主要銀行の住宅ローン金利を比較・ランキングしています。1月に入って長期金利は大きく下落してその影響もあってか、長期金利を金利の参考とする住宅ローン金利も2014年2月は全体的に低下しました。ウォッチ対象の銀行はすべて金利引き下げ(または維持)となっております。歴史的な低金利はいつまで続くのでしょうか?賢い消費者としては低い金利を上手に活用したいところです。
※掲載している住宅ローン金利は店頭金利ではなく、引き下げ後の金利を掲載しています。
変動金利住宅ローンランキング
変動金利の住宅ローンは相変わらずの低水準。先月も金利を下げていた住信ですが、今月も引き下げに動いています。
1位:ソニー銀行 変動セレクト住宅ローン 0.599%(+0.00%)
2位:住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 0.65%(-0.02%)
3位:イオン銀行 変動金利住宅ローン 0.77%(+0.00%)
固定金利住宅ローンランキング
住信SBIネット銀行、ソニー銀行は全期間の金利を引き下げに動きました。フラット35もごくわずかですが金利を下げています。
5年固定金利編
1位:住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 0.85%(-0.15%)
2位:ソニー銀行 住宅ローン 0.986% (-0.018%)
3位:イオン銀行 住宅ローン 1.000%(+0.00%)
10年固定金利編
1位:イオン銀行 住宅ローン 1.25%(+0.00%)
2位:住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 1.27%(-0.01%)
3位:ソニー銀行 住宅ローン 1.452%(-0.017%)
35年固定金利編
1位:フラット35(楽天銀行) 1.79%(-0.01%)
2位:住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 2.35%(-0.02%)
3位:ソニー銀行 住宅ローン 2.357%(-0.018%)
2014年、今後の住宅ローン金利タイプの選び方
あくまでも管理人の考えです。参考情報にどうぞ。
引き続き歴史的な低金利水準が続いています。5年固定金利なら1%を下回る水準でローンが組める状況になっているわけですので、10年程度のでの短期で返済する計画で住宅を購入する人にとっては金利的にはかなり「お買い得」なタイミングといえそうです。
一方で30年程度の長期での返済を考えている方はこのような低金利の恩恵+今は負担が大きくても将来のリスクヘッジのための「固定金利」という二つの選択肢を持っておくべきだと思います。
例えば住信SBIネット銀行ではミックスローンという形で変動金利と固定金利のローンを組み合わせて利用することもできるようになっています。
こうすることで変動金利のメリットを活かしつつ、将来的な金利上昇時のリスクを低減することも可能です。