2012年9月3日時点の各銀行が提供している住宅ローン金利の比較記事です。今月は昨月よりは市場金利が持ち直している面もあり、全体的には住宅ローン金利はアップしております。ただし、上げ幅は限定的で変動金利のローンは現状維持で、長期固定金利タイプのローン金利がわずかに上昇している程度となっています。引き続き、フラット35は2%台を割り込んでおり、住宅ローンの利用や借り換えには有利な状況が続いています。
変動金利住宅ローンランキング
変動金利タイプの住宅ローン金利ランキングです。1位は圧倒的水準で住信SBIネット銀行となっています。毎度変わりありませんね。ついで、ソニー銀行が安いです。コチラの水準は先月と変わりないですね
1位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 0.865%(+0.00%)
2位:ソニー銀行 変動セレクト住宅ローン 0.872%(+0.00%)
3位:新生銀行住宅ローン 0.98%(+0.00%)
固定金利住宅ローンランキング
固定金利については、やや上昇傾向が見られます。金利が下がっているのは5年固定金利のイオン銀行のみですね。10年固定、35年固定のような長期の固定金利になるほど上昇がみられる傾向にあります。
5年固定金利編
1位:イオン銀行 1.08%(-0.10%)
2位:ソニー銀行 住宅ローン 1.139%(+0.00%)
3位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 1.32%(+0.00%)
10年固定金利編
1位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 1.34%(+0.00%)
2位:新生銀行住宅ローン 1.55%(+0.05%)
3位:ソニー銀行 住宅ローン 1.581%(+0.033%)
35年固定金利編
1位:フラット35(楽天銀行) 1.89%(+0.04%)
2位:住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 2.21%(+0.12%)
3位:新生銀行住宅ローン 2.25%(+0.05%)
今月も先月に引き続いて住宅ローン金利は歴史的な低水準にあるといえるでしょう。新規の借り入れはもちろんですが、高金利の住宅ローンを利用している人は、借り換えローンも検討してみてはいかがでしょうか?