2014年5月1日調査の主要銀行の住宅ローン金利を比較、ランキングしています。金利水準は小動きで す。前月(4月)はローン金利を引き上げる銀行も多かったですが、長期金利水準がかなり安定していたことなどを受けて今月は利下げに踏み切る銀行が多かったようです。
※掲載している住宅ローン金利は店頭金利ではなく、引き下げ後の金利を掲載しています。
変動金利住宅ローンランキング
変動金利の住宅ローンは相変わらずの低水準。変更はありません。
1位:ソニー銀行 変動セレクト住宅ローン 0.599%(+0.00%)
2位:住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 0.65%(+0.00%)
3位:イオン銀行 変動金利住宅ローン 0.77%(+0.00%)
固定金利住宅ローンランキング
全体的にローン金利は下がっていますね。特に長期固定金利は下がっており、団信込の住信SBIネット銀行で1.99%と非常に安くなっています。35年の固定金利でフラット35の金利水準を民間住宅ローンが抜いたのは、当サイトで統計を取り始めてから初めてです。
5年固定金利編
1位:住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 0.79%(+0.00%)
2位:ソニー銀行 住宅ローン 0.951% (-0.010%)
3位:イオン銀行 住宅ローン 1.000%(+0.00%)
10年固定金利編
1位:住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 1.23%(-0.02%)
2位:イオン銀行 住宅ローン 1.25%(+0.00%)
3位:ソニー銀行 住宅ローン 1.392%(-0.030%)
35年固定金利編
1位:住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 1.99%(-0.06%)
2位:フラット35(楽天銀行) 1.73%(-0.02%)・・団信加算後:2.03%
3位:ソニー銀行 住宅ローン 2.313%(-0.017%)
なお、「保証料」が必要となる住宅ローンの場合には金利に+0.2%を上乗せしております。
また、団信(団体信用生命保険)のない住宅ローン(フラット35など)については、金利に+0.3%を加算しております。
※各銀行のリンク先は住宅ローン比較.comの比較ページです。各銀行の手数料やサービス内容なども参考にしてみてください。
2014年、今後の住宅ローン金利タイプの選び方
あくまでも管理人の考えです。参考情報にどうぞ。
今月住宅ローンを組むなら長期固定金利がお勧めです。住信SBIネット銀行の1.99%(団信込)というのはすごいです。これだけのローコストで固定金利ローンが組めるなら確実に抑えておきたいものだと思います。
また、住宅業界は4月以降は消費税増税の影響でかなり落ち込んでいるみたいです。
こんな時期だからこそ展示場もあいているでしょうし、ゆっくり物件探しができる時期と言えるかもしれません。
近いうちに8%から10%へと消費税が上がることもほぼほぼ確定でしょうから、マイホーム購入を検討している方は早めに動くことをお勧めします。