2015年3月2日調査の主要銀行の住宅ローン金利を比較、ランキングしています。長期金利は1月に一時0.1％台を付けたものの2月に入り金利を戻しています。そのような足元の状況もあって3月の住宅ローン金利については各銀行ともに多少金利が上がっています。特に10年固定以上の固定金利タイプの金利が上昇しています。
※掲載している住宅ローン金利は店頭金利ではなく、引き下げ後の金利を掲載しています。
変動金利住宅ローンランキング
変動金利は変動なしです。
1位：ソニー銀行 変動セレクト住宅ローン 0.539％（＋0.00％）
2位：イオン銀行 変動金利住宅ローン 0.57％（＋0.00％）
3位：住信ＳＢＩネット銀行 Mr.住宅ローン 0.65％（＋0.00％）
※ソニー銀行の住宅ローン金利は頭金10%以上の場合の金利水準を適用
固定金利住宅ローンランキング
各銀行ともに金利が多少ですが上がっています。ただし、上げ幅はそこまでは大きくありませんので、水準自体は非常に安い金利状況と言えるでしょう。
2015年2月9日以降はフラット35Sの優遇金利幅が0.3％から0.6％に拡大しているのでそれも加味するとフラット35の長期固定金利は相当有利な状況になっています。
※ソニー銀行の金利は10%以上の頭金を入れた場合の金利となっております。
5年固定金利編
1位：住信SBIネット銀行 Mr.住宅ローン 0.49％（＋0.00％）
2位：ソニー銀行 住宅ローン 0.857% （+0.058％）
3位：じぶん銀行 住宅ローン 0.93% （new）
10年固定金利編
1位：住信ＳＢＩネット銀行 Mr.住宅ローン 1.00％（+0.05％）
2位：イオン銀行 住宅ローン 1.10％（＋0.00％）
3位：ソニー銀行 住宅ローン 1.15％（+0.127％）
35年固定金利編
1位：フラット35（楽天銀行） 1.47%（+0.10％）・・団信加算後：1.77％
2位：住信ＳＢＩネット銀行 Mr.住宅ローン 1.81％（＋0.09％）
3位：ソニー銀行 住宅ローン 1.941％（+0.228％）
楽天銀行フラット35についてはフラット35S対象物件の場合には、5年または10年間、上記金利より金利が-0.6％されます。
2015年2月9日より、フラット35Sの優遇幅が2倍になっています。優遇を引ければ長期固定金利のローンをおよそ0.87％という超低金利で利用できることになりますフラット35S適用物件には条件がありますが、利用できる物件を購入する予定という方は上手に活用しましょう。
なお、「保証料」が必要となる住宅ローンの場合には金利に＋0.2％を上乗せしております。
また、団信（団体信用生命保険）のない住宅ローン（フラット35など）については、金利に＋0.3％を加算しております。
※各銀行のリンク先は住宅ローン比較.comの比較ページです。各銀行の手数料やサービス内容なども参考にしてみてください。
今後の住宅ローン関連の動向
あくまでも管理人の考えです。参考情報にどうぞ。
長期金利が反転したこともあって、各銀行とも0.1～0.2％程度ローン金利を引き上げています。ただし、この引き上げ幅は2月に引き下げられた分とほぼ同程度の水準なので、大きく上昇したという印象はありません。
また、今後の長期金利上昇についても一段と上昇するとは管理人は考えておらず、多少探るような動きはあっても大きく上昇する可能性は短期的にないはずです。
