相場下落・暴落時の行動チェックリストを整理するイメージ

相場下落や暴落時は、普段ならしない判断をしやすくなります。評価額が大きく減ると、すぐ売りたくなる一方で、損失を取り返そうとして無理な買い増しをしたくなることもあります。

大切なのは、相場が荒れている最中に新しい投資方針を作らないことです。生活資金、投資期間、資産配分、積立方針を確認し、必要な行動だけに絞ります。

この記事の結論

  • 暴落時に最初に見るべきなのは、相場予想ではなく自分の資産配分。
  • 生活防衛資金を削ってナンピンするのは避ける。
  • 長期積立は、家計に問題がなければ感情で止めない。
  • NISAでも含み損は出る。非課税制度と元本保証は別物。
  • 平時に売却ルール、追加投資上限、リバランス条件を決めておく。

暴落時に避けたい行動

行動 何が問題か 代わりにやること
狼狽売り 下落を見てすぐ全売却する 投資目的と資産配分を確認してから判断する
積立停止 安い時期の買付を止める 家計が問題なければ積立継続を検討する
生活資金でナンピン 損失を取り返そうと資金を入れる 生活防衛資金を守る
SNS判断 極端な悲観・楽観に乗る 自分の投資方針に戻る
レバレッジ追加 短期回復を狙ってリスクを増やす 強制決済リスクを避ける

まず確認するのは生活資金

暴落時に最初に確認するのは、投資商品の価格ではなく、生活防衛資金です。半年から1年程度の生活費、近く使う教育費、住宅購入資金、税金の支払い予定などを投資に回していないか確認します。

生活資金が足りない状態で下落相場に耐えるのは難しく、結果的に安いところで売らざるを得なくなります。投資を続けるためにも、投資しないお金を先に確保することが重要です。

積立を止めるかは家計で判断する

相場が下がると、積立投資を止めたくなることがあります。しかし、長期の積立投資では、下落時にも買い続けることで平均購入単価を抑えられる可能性があります。家計に問題がないなら、相場の恐怖だけで止めない方が制度の考え方に合います。

一方で、収入減少や支出増加で家計が厳しい場合は、積立額を減らす、いったん停止する、生活防衛資金を優先する判断も必要です。投資継続より家計維持が優先です。

暴落時の判断を平時に決める

暴落時に冷静に判断するのは難しいため、平時にルールを作っておきます。毎月積立額、追加投資できる上限、リバランス条件、売却しない資金の範囲、損切り条件をメモしておくと、感情的な売買を減らせます。

特に個別株は、全体相場の下落と銘柄固有の悪材料を分けます。市場全体の下落なら保有継続や買い増しを検討できますが、投資理由が崩れた銘柄は、含み損でも見直し対象です。

関連記事

参考にした公式情報

ABOUT ME
高山一郎
高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。